『ウルトラマントリガー』『ウルトラマンデッカー』受け継がれる想い

『講談社MOOK ウルトラメカ大全』よりぬきコラム【第17回】

テレビマガジン編集部

怪獣や宇宙人が出現して以来、その対抗手段として最先端のライドメカが次々と生みだされてきました。

ウルトラヒーローが怪獣と死闘を繰り広げるようになってからも、そうしたライドメカの進化は止まることなく、光の戦士たちの心強い相棒として、平和のための戦いを続けています。

今回は、『ウルトラマントリガー』『ウルトラマンデッカー』の防衛チーム、2作品で活躍したGUTS-SELECT(ガッツセレクト)のメカをご紹介しましょう。
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ウルトラマンデッカー(右)のピンチにトリガー(左)が駆けつけた!  ©円谷プロ PHOTO/講談社

巨大戦闘艇が宇宙竜モードに変形!

巨大戦闘艇ナースデッセイ号には宇宙竜ナースの構造が取り入れられ、バトルモードでナースの姿に変形する。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンティガ』のガッツウイングのイメージを継承したGUTSファルコン。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンティガ』のエッセンスを取り入れて作られた『ウルトラマントリガー』では、『ティガ』の大型戦艦アートデッセイ号に対して、巨大戦闘艇ナースデッセイ号が活躍します。

地球平和同盟TPUに編成された対怪獣部隊GUTS-SELECTの移動作戦指令室でもあるナースデッセイ号は、通常はハンガーモードで空中に静止しており、最大の武器は大型荷電粒子砲ナースキャノンです。

そのナースデッセイ号の下部にドッキングされている主力戦闘機がGUTSファルコンで、ナースデッセイ号から遠隔操縦される多目的無人可変ドローダーです。

フライトモードから人型に近いハイパーモードに変形して、怪獣に接近戦を挑みます。

GUTSファルコンとGUTSホークが合体!

2つの戦闘機が合体したGUTSグリフォンは強力ビーム兵器を搭載。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
電脳魔人テラフェイザーは、TPUの対怪獣ロボット兵器だ。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンデッカー』では、HANE2(通称ハネジロー)が操縦する大出力無人戦闘機GUTSホークが登場しました。

フライトモードから飛竜モードに変形、さらに有人戦闘機となったGUTSファルコンと合体して、ブースター機能を発揮する形態・GUTSグリフォンとなることができます。

強力ビームであるハイパーソーンレーザーはスフィア合成獣も撃破できる威力を発揮しました。

またアサカゲ博士によって完成された巨大ロボット兵器・電脳魔人テラフェイザーも、GUTS-SELECTの強い戦力になっていましたが、アサカゲ博士の正体であるバズド星人アガムスに奪われて、デッカーに襲いかかる脅威となってしまいます。

パワーがあるうえに、TRビーム砲、TRメガバスターなどの火器も強力で、デッカーを大いに苦しめました。

『ウルトラメカ大全』でスーパーメカの進化と戦歴をチェック!

平和を実現するための科学力と、優しさを忘れない想いが結晶となったのがウルトラメカではないでしょうか。

そんなウルトラメカの実戦投入の歴史と全容、そしてウルトラヒーローとの共闘の歴史を、『ウルトラマン』から『ウルトラマンブレーザー』まで追ったのが『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)です。

人類が知恵を振り絞って、怪獣や侵略者と戦い続けてきた歴史をぜひ確認してください。
『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga