『ウルトラマンギンガ』(2013年)から『ウルトラマンブレーザー』(2023年)までの、そして現在進行形であるシリーズのことです。
最近のウルトラマンシリーズを観ていないとか、そんなもったいないことを言っている方にも、ぜひ観ていただきたい……とは言っても、200エピソードもあるニュージェネを全部観て! というのもなかなかな話です。
ということで、編集部オススメの「ニュージェネ」の魅力をわかっていただけそうな4作品とその名エピソードを第1話・最終話以外で紹介していきましょう。
地上と地底の2大ウルトラマンが協力! 『ウルトラマンギンガS』
前作よりパワーアップしてギンガストリウムとなったウルトラマンギンガは、ウルトラ6兄弟の力を使って、侵略者の繰り出す怪獣たちと戦うのです。
ここで観ていただきたいエピソードは、第15話「命という名の冒険」です。
ラスボス・ビクトルギエルの猛攻に、ギンガもビクトリーもピンチに陥ります。
人間と交流することで生きるということを理解し始め、マナという名も与えられた地球侵略目的のアンドロイド・ワンゼロは、命を懸けた作戦を実行することを決意、人間には行くことのできないビクトリウム・コアに向かうのです。
まだまだ地球滅亡の危機は続き、UPGもウルトラヒーローもそれを阻止するために頑張る姿は必見です。
強く 正しく 面白く! それが『ウルトラマンZ』!
特空機と呼ばれるロボットで怪獣と戦うストレイジの若者、ナツカワ ハルキと一体化したゼットですが、地球では異星人の陰謀がひそかに進められていました。
ここで観ていただきたいエピソードは、第2話「戦士の心得」です。
出現するのは、レジェンド怪獣であるネロンガなのですが、注目ポイントは怪獣の丁寧な描写です。
ネロンガが電気を吸うと透明になって、サーモグラフィーでも探知できない仕組みが判明し、その対策として電界放出弾が開発されます。
さらに倒された後も、回収された鼻先の角は特空機第2号ウインダムの実用化に役立てられるのでした。
こうした伏線の張り方や回収の仕方、縦軸となる寄生生物セレブロや、ストレイジの隊長としても活躍する謎のヒール・ジャグラス ジャグラーの作戦の進行、主人公・ハルキの悩みと成長などなど、さまざまな要素がからみつつ進んでいくストーリーの面白さは、ファンからも高い評価も得ていて、必見です!