ざんねんないきものシリーズの動物学者が語る「コビトカバ」驚きの生態! 陸で過ごす世界一小さなカバ

動物学者・今泉忠明先生に聞く「おどろきのいきもの」第16回

動物学者:今泉 忠明

写真/iStock
世界には、とっても不思議な生き物がたくさん! 「ざんねんないきもの」シリーズの監修もされておられる動物学者の今泉忠明先生に、生き物の驚きの特徴や習性を教えていただきました。

今回の動物は、「コビトカバ」。大型のカバと比べて1/10の重さなど、その不思議な見た目や生態を紹介します!

コビトカバってどんな生き物?

・世界一小さなカバ

・草や果実を食べる

・「世界3大珍獣」


・カバの祖先に近いと言われている

・「絶滅危惧種」に指定されている

体長:170〜195センチメートル
生息地:アフリカ西部

【驚きポイント①】大人でも小さい!

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子どものカバではなく、小さいサイズの種類であるコビトカバ。

大型のカバはコビトカバ10頭分ほどの重さがあります。

【驚きポイント②】大型のカバとは違う種類!

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コビトカバは水の中よりも陸で過ごす時間のほうが長く、夜行性で夜に活動します。

群れではなく、単独で暮らしています。

【驚きポイント③】汗が赤い!?

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からだの皮膚を紫外線や細菌から守るため、特殊な液体が出てきます。汗ではありません。

色は透明ですが、光に当たると薄ピンク色に見えます。
不思議な見た目や技を持った生き物は、他にもいっぱい! ぜひ、動物園に観察に行ってみてください。
監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ
いまいずみ ただあき

今泉 忠明

Imaizumi Tadaaki
動物学者 日本動物科学研究所 所長

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。...