
トットちゃんの「点字つきさわる絵本」制作レポート その1
『点字つきさわる絵本 映画 窓ぎわのトットちゃん ストーリーブック』制作秘話を担当編集がレポート! (3/3) 1ページ目に戻る
2025.12.19
対応してくださった田中健一さん、寺久保未園さん、高木理恵さん、中村悠子さんが、作り方の手順とご苦労、こだわったポイントなどを詳しく教えてくださって、帰り際には「がんばってください!」と励ましてくださいました。
自分が進もうとしている道の険しさ、遠さを思い、不安でいっぱいでした。
講談社ではじめて出した点字絵本『点字つきさわる絵本 あらしのよるに』は、1枚の紙を折って作っているジャバラ式の絵本。広げるとびろーんと1枚の画面になります。
グラフィカルな作品に向いていて、あべ弘士さんのダイナミックな絵が大きな画面で楽しめること、裏面は絵本とは別の用途に活用できるメリットがあります。
『ぐりとぐら』の点字絵本は、私の教科書になりました。
こうしてようやく方針が決まったはじめての点字絵本づくり。次回は「文字数の壁」についてです。
担当編集/山田智幸野
【『点字つきさわる絵本 映画窓ぎわのトットちゃん ストーリーブック』制作秘話は全3回。第1回となる今回は、「点字絵本」づくりのスタートについてのお話、続く第2回では「文字数と絵」についてのお話、最後の第3回では「点字読者のアドバイスを経て完成まで」の物語です】













































































