【あずき料理】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん

もったいない・つづけられる・伝統食! #21【あずき料理】

2024.09.26

「あずき抹茶蒸しパン」のレシピ

軽やかな食べ応えの、蒸して作るおやつ。混ぜて蒸すだけなので、思ったよりも簡単に作れます。 写真:越野美樹

【材料】6個分
粒あん 50g<作り方は記事冒頭の「あずきの炊き方」を参照>
A 薄力粉 115g
A 抹茶 5g
A ベーキングパウダー 小さじ1
B 豆乳もしくは牛乳 70g
B 菜種油 30g
B メープルシロップ 40g
B 塩 ひとつまみ

【お手伝いポイント】
蒸しパンの生地を混ぜるを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
下準備:蒸し器にたっぷりの水を入れて沸騰させておく。

1.    ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜる。

2.    別のボウルにBを入れて泡立て器でよく混ぜる。

3.    1に2を入れて泡立て器で軽く混ぜ、粒あんを加えてゴムベラなどでダマがなくなるまで混ぜる。

4.    耐熱容器にベーキングカップを入れ、3を4等分に分けて流し入れる。

5.    蒸し器に入れてフタをし、15分蒸す。

蒸し器がない場合は、鍋やフライパンにお茶碗やココット皿などを逆さにおき、その上にお皿をおいて、ふきんで包んだフタをのせれば代用できます。 写真:越野美樹

6.    蒸し上がったら、3分ほどそのままおいてから取り出し、ケーキクーラーなどの上にのせて粗熱をとる。

蒸している間はフタを開けない、蒸し終わったあとはしばらくおいてからフタを開ける、という2つのコツを守るとふっくら仕上がります。

あずきを食べよう

あずきは昔から定期的に食べられてきた素材です。

ビタミンC以外のすべての栄養成分が含まれる完全栄養食なので、あずきを食べる習慣を子どもに伝えないのは、もったいないです。

娘が中学生のときに作った、あんこを真ん中にはさんだケーキ。あんこが大好きだった、私の母の誕生日に作ったものです。 写真:越野美樹

あんこは和菓子だけでなく、洋菓子にもよく合い、いろいろなお菓子に使える万能素材です。

あずきのアレンジ料理を作り、お子さんと一緒に食べてみませんか?

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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