「まごわやさしい」魔法のレシピ 「きのこの旨味を味わう」おかず3品

カンタン・高栄養・完食!#6【しいたけの「し」】「旨味と食感を楽しむ!きのこ料理」

料理家・ライター:越野 美樹

食べやすいきのこ料理3品。左:オイルで作る簡単グラタン 真ん中:きのこたっぷりお餅ピザ 右:まいたけの磯辺揚げ  写真:越野美樹

「まごわやさしい」とは、「まめ、ごま、わかめ(海藻)、やさい、さかな、しいたけ、いも」のこと。

季節を問わず手に入る日本の伝統的な7つの食材です。

第6回は、しいたけの「し」。

特徴を活かした子どもが美味しく食べられるきのこ料理3品をご紹介。

子どもが思わず一緒に作りたくなる「お手伝いポイント」も載せていますので、親子で一緒に楽しんでくださいね。

「まごわやさしい」魔法のレシピ 全7回を読む

きのこが苦手な理由ベスト3

手前左からしいたけ、マッシュルーム、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギ、えのきだけ。  写真:越野美樹

低カロリーで食物繊維が多く、ビタミンやミネラルも豊富なきのこ。    

食欲の秋、大人には魅力がいっぱいのきのこですが、きのこが嫌いなお子さんも少なくないかと思います。    

うちの娘も、小さい頃はきのこ全般が大好きだったのですが、最近はしいたけがあまり好きではありません。

その理由を聞くと、見た目が地味、そのままの形で出てくると食べる気がしない、きのこから出た出汁が美味しくないとのこと。

そのままお鍋や煮物に入っているしいたけは苦手ですが、刻んで濃いめの甘辛味で煮てあるものは好きです。

一般的に、子どもがきのこを嫌いな理由は、見た目、食感、匂いにあります。

① 見た目:ヒダヒダや突起などの形が独特  
② 食感:火を通すとしんなりし、ぬめりが出て、噛みにくい  
③ 匂い:独特のひなびたような香りがきつい

今回は、このようなきのこの特徴を踏まえ、きのこが苦手なお子さんでも食べられるお料理のコツと、おすすめレシピをご紹介します。

きのこを美味しく料理する3つのコツ

大人にはそのままでも美味しいきのこですが、子どもも美味しく食べる工夫は?  写真:越野美樹

きのこ好きでも、きのこのひなびた匂いが鼻につくことがありますよね。    

私も、きのこがいつまでも噛めないことや、歯にはさまることが気になる日もあります。

ちょっと変わったきのこをいただくと、美味しそうと思う前に、変わった形だけど大丈夫かなぁと、ちょっと引いてしまうことも。

大人でも見た目や味、香りについて気になることがあるほどなので、感覚が敏感できのこに触れる機会が少ない子どもはなおさらです。    

きのこの食感、匂い、見た目が苦手なお子さんでも、きのこを食べやすくする3つのコツは、こちら。

① 見た目:適当な大きさに刻む  
そのままの形だと見た目で食べられない子もいるので、お料理に合わせて適宜刻む。
② 食感:火の通し方を工夫する  
さっと火を通す料理と、じっくり火を入れる料理を使い分ける。  
③ 匂い:香りを抑える素材と合わせる
香りを抑える調味料、クリーミーな素材、香味野菜などと合わせる。    

3つのコツをとりいれた、お子さんも美味しく楽しく食べられるレシピを3つご紹介します。

「きのこたっぷりお餅ピザ」のレシピ

好きな場所に好きな具をのせて、食べたいピザを自分で作れます。  写真:越野美樹

刻んだきのこを炒めてからお餅にのせ、トマトケチャップとチーズとともに焼いたピザ。モチモチのお餅とクリーミーなチーズが絡み、きのこがぐんと食べやすくなります。今回はスキレットで作っていますが、フライパンなら倍量でも作れます。

【材料】2人分
もち 2枚
しめじ 30g
ピーマン 3〜4切
コーン 30g
ウインナー 1本
トマトケチャップ 大さじ1
チーズ 適量
オリーブオイル 大さじ1
酒 大さじ1

【お手伝いポイント】
おもちの上に具をトッピングする作業を手伝ってもらいましょう。自分できのこをのせれば、身近に感じるようになります。

【作り方】
1. もちは半分に切ってから厚みを半分にする。

2.しめじは小さめの小口切りにする。ピーマンは輪切りにする。

3. フライパンにオリーブオイルを入れて、8切れのお餅を重ならないように入れる。

4. ケチャップ、しめじ、ピーマン、コーン、ウインナー、チーズをのせてふたをし、中火にかける。

5. 1分ほどしたら弱火にし、鍋肌から酒を入れて、ふたをして弱火で10分ほど火にかける。

6. しめじに火が通って餅がふくらんだら、できあがり!

ウインナーの代わりにハムやツナ、えび、つくねなどをのせても美味しくいただけます。

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