メッセージ&フォトブック No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ

編:『No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ』編集部  

発売日 2015/04/16
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN-13 9784062193795
判型 A5
ページ数 128ページ

「紙とインクの平和ミュージアム」へ、ようこそ。坂本龍一さん、吉永小百合さん、重松清さんらの心のこもったメッセージと美しい写真が1冊に。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生……みんなの思いが1冊に。本書には、広島大学・長崎大学・福島大学の現役大学生7人が編集スタッフとして参加しています。「NoNukes」オリジナル・ブックマークもうれしい。


「紙とインクの平和ミュージアム」へ、ようこそ。
坂本龍一さん、吉永小百合さん、重松清さんらの心のこもったメッセージと美しい写真が1冊になりました。
核とは共生できないと全世界に訴えることが、国際社会に対する責任だと思う。――坂本龍一さん(音楽家)
「伝える、受け止める。また伝える、また受け止める」とても大切です。――吉永小百合さん(俳優)
「僕の手に、バトンはしっかりと握られているだろうか。そして、あなたの手には――?」重松清さん(作家)
知る。考える。そして、伝える――。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生……みんなの思いが1冊に。本書には、広島大学・長崎大学・福島大学の現役大学生7人が編集スタッフとして参加しています。「NoNukes」オリジナル・ブックマークもうれしい。

■写真
軍手のオートラジオグラフ(放射線像)
原爆の熱線で原形をとどめない象牙の印鑑
広島・原爆ドーム前の灯籠流し
福島県飯舘村の「大根シスターズ」
長崎の被爆者と大学生
井上ひさしの「原爆取材手帳」
浦上天主堂聖像の手首
奈良美智の「NO NUKES」
東京・山の手で見つけた「リトルボーイ」と「ファットマン」
福島県相馬市立磯部小学校の給食風景
その他――

■文章
福岡奈織(広島大学学生) 土は覚えている
新崎さくら(長崎大学学生) 渡されたバトン
木村元哉(福島大学学生) 僕の「NoNukes」
坂本龍一 非戦と非核
田上富久 平和を「つくる」 
渡辺謙 「足るを知る」ということ
重松清 カタカナの街
萩本トミ子 姉さんのブラウス
森敏 オートラジオグラフの警告
アーサー・ビナード ピカドンとジリジリ
忌野清志郎 サマータイム・ブルース
和合亮一 春を歩こう
井上ひさし 人類史の折り返し点
白井聡 「否認の国」の住人たちへ
美輪明宏 水をください
中村桂子 核兵器廃絶のロードマップ 
堤未果 「核なき世界」の先を描く
益川敏英 科学者の責任
丹波史紀 「ふくしま」を世の光に
吉永小百合 私の願い
その他――

土は覚えている 福岡奈織・広島大学学生 渡されたバトン 新崎さくら・長崎大学学生 僕の「No Nukes」 木村元哉・福島大学学生 非戦と非核  坂本龍一・音楽家 平和を「つくる」 田上富久・長崎市長 「足るを知る」ということ 渡辺謙・俳優 ・地球上に存在する1万6400発の核弾頭 ・知っておきたい原爆と原発の接点 川崎哲・ピースボート共同代表 ・地球上に存在する435基の原子炉 カタカナの街 重松清・作家 姉さんのブラウス 萩本トミ子・広島県廿日市市・主婦 空を見上げる 川崎有希・長崎大学学生 オートラジオグラフの警告 森敏・東京大学名誉教授 ピカドンとジリジリ アーサー・ビナード・詩人 サマータイム・ブルース 忌野清志郎・バンドマン 春を歩こう 和合亮一・詩人 人類史の折り返し点 井上ひさし・作家 灰色の手 高橋恵子・福島大学大学院生 「否認の国」の住人たちへ 白井聡・政治学者 水をください 美輪明宏・歌手・俳優 命を奪われた土地で 杉内清繁・福島県南相馬市・農業 記憶 広島の五人の被爆者たち 海外で語る被爆体験 末永浩・長崎県長崎市・元中学校社会科教諭 「祝い酒」を造り続ける 鈴木大介・福島県双葉郡浪江町・酒造業 核兵器廃絶のロードマップ 中村桂子・長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授 「核なき世界」の先を描く  堤未果・ジャーナリスト 科学者の責任  益川敏英・物理学者 「ふくしま」を世の光に 丹波史紀・福島大学行政政策学類准教授 私の願い  吉永小百合・俳優 ・世界の歴史教科書に見る「ヒロシマ、ナガサキ」  ・核兵器と原子力発電の歴史を知る

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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