僕たちの国の自衛隊に21の質問

著:半田 滋  

発売日 2014/10/31
価格 定価:1,430円(本体1,300円)
ISBN-13 9784062870085
判型 四六
ページ数 242ページ

「日本の憲法で戦争をしないと宣言してるのに、なぜ自衛隊があるの?」「アメリカは、なぜ日本に基地を置いているの?」「アメリカは、ほかの国から日本が攻撃されたとき守ってくれるの?」「中国の船が日本の船を攻撃してるけど、戦争にならないの?」「日本国憲法が変わったら、戦争が起きるの?」……。イスラム国による邦人人質殺害事件を受け、自衛隊が海外の戦場に送られる可能性が高まったいま、基本を押さえる必読の書。


イスラム国による日本人の人質殺害事件が発生しました。それを受け、海外でテロなどの事件に巻き込まれた日本人を救出するために、自衛隊を派遣する議論が活発化しています。つまり、自衛隊を戦場に投入するという議論です。

尖閣諸島と竹島の問題に象徴されるように、日中、日韓関係が悪化しています。拉致問題をはじめ、北朝鮮との関係も光明が見えません。安倍晋三首相は、解釈改憲で集団的自衛権を認めました。日本と直接関係がなくても、自衛隊は仲の良い他の国のために、戦争に行かなくてはなりません。安倍首相の狙いは、あきらかに、「戦争のできる日本」へと国を変えることです。

アジアにおける日本、世界における日本のあり方が、どんどん変わってきているのは事実です。では、日本は「戦争のできる国」を選択するべきなのでしょうか。

そのことを知り、未来の日本で選び取るのは、戦場に行かされる可能性のある若い世代です。本書はQ&A形式で自衛隊と日本の国防、米軍との関係について基本的な知識を盛り込みました。中学生でも読めるような設計にしております。

東京新聞論説兼編集委員の半田滋氏は、防衛省・自衛隊の取材を四半世紀にわたって経験しているベテランで、国防関連の講演を相当数こなしています。その半田氏が、平易、かつ、新聞やテレビでは決して触れようとしない国防の本当を語ります。

「北朝鮮からミサイルが飛んできたとき、それを撃ち落とせるの?」「日本国憲法を変えたら、戦争になってしまうの?」「自衛隊に無理矢理入れられる時代は来るの?」といった、だれもが知りたくて、でも、だれも答えてくれなかった疑問に、明快な答えが出ます!

第1部 自衛隊って、なにをしているの? 【Q1】 日本国憲法には戦争をしていはいけないと書かれているのに、なんで自衛隊があるの? 【Q2】自衛隊はどうやってできたの? どんな組織になっているの? 【Q3】 第二次世界大戦が終わった後、日本はどうやって国を守ることにしたの? 【Q4】自衛隊って、世界の軍隊の中でどれくらい強いの? 【Q5】国の予算のうち「防衛費」って、どのくらいの金額で、どうやって使われているの? 【Q6】 自衛隊の使っている武器の性能は? 武器は国産なの? 【Q7】自衛隊は地震などの災害のときに救助活動しているイメージだけど、年に何回ぐらい出動しているの? 【Q8】自衛隊が海外で行っている活動には、どんなものがあるの? 第2部 日本とアメリカ軍の関係について、教えてください 【Q9】アメリカ軍は、どうして日本に基地を置いているの? 【Q10】なぜアメリカ軍の基地は、沖縄にたくさん置かれているの? 【Q11】アメリカ軍が沖縄に持ってきたオスプレイという新しい航空機は墜落事故が多いって聞きました。自衛隊も買うそうだけど、本当に大丈夫なの? 【Q12】アメリカは、ほかの国から日本が攻撃されたとき本当に守ってくれるの? 【Q13】アメリカと韓国が、韓国の近くの海で合同で訓練しています。これから、日本―アメリカ―韓国の連携が必要になるの? 【Q14】防衛省や自衛隊は、アメリカ以外の国々とも交流しているの? 第3部 これから自衛隊は、戦争することになるの? 【Q15】中国が、「尖閣諸島は自分の国のものだ」と言って、船で近くまでやって来ているというニュースを見ました。将来、日本と戦争になったりしないの? 【Q16】北朝鮮から日本に飛んできたミサイルを防ぐことってできるの? 【Q17】すでに日本は外国に武器を輸出しているって、本当なの? 【Q18】安倍晋三首相はなぜ、そこまでして自衛隊を海外の戦争に参加させようとしているの? 【Q19】将来、私たちは、自衛隊に入らなくてはいけなくなるの? 【Q20】最近つくられた組織や法律によって、日本は戦争がしやすくなるの? 【Q21】日本国憲法が変わると、戦争が起きるの?

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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