ゲンバクとよばれた少年
著:中村 由一 その他:渡辺 考 絵:宮尾 和孝
被爆者であり被差別部落出身者でもある著者が語る半生。ETV特集『原爆と沈黙~長崎浦上の受難~』の内容を、子ども向けに書籍化。
発売日 | 2025/08/20 |
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価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784065403112 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 192ページ |
第二次世界大戦末期、沖縄線で懸命に戦った女子学徒隊「ひめゆり学徒隊」を知っていますか?
戦後80年、生き残った元ひめゆり学徒隊の人々の多くは、この世を去っています。
沖縄県立向陽高校の女子生徒たちが、最後のひめゆり学徒隊と呼ばれる「山内祐子さん」97歳に
沖縄戦のことを聞きました。
戦争から遠くなった世代へおくる17歳の未来を奪った戦争
十代の少女たちが巻き込まれた戦争について
沖縄県立向陽高校の女子高生たちが耳を傾けます
●山内祐子(やまうち・さちこ)さん
1927年生まれ。97歳(2025年8月時点)
沖縄県北部、本部半島、今帰仁村生まれ。
小学校の先生を目指して沖縄師範学校女子部に入学。
ほのぼのとした学園生活をおくるが予科の三年生のとき、
戦況の悪化により激戦地で看護の仕事を手伝い、
ひめゆりの学友の多くを失う。
現在は、地元の子供たちに紙しばいをつかった平和教育に力を注いでいる。