夏旅行で超役立つ1冊! 子どもが夢中になる“遊べる絵本”3選[絵本専門店の書店員が選出]

子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #23~遊べる絵本~ (2/4) 1ページ目に戻る

ブックハウスカフェ店長:茅野 由紀

シリーズ40万部突破! 大人気絵本の最新作

お出かけが多い時期、移動中やちょっとした待ち時間など、お子さんが退屈してしまうことも多いでしょう。そんなときの助けになるのが“遊べる絵本”。

そもそも絵本は、親子でコミュニケーションをとったり、インタラクティブであったり、遊びの要素がたくさん含まれています。そんな絵本の中でも、今回は親子で一緒に夢中になれるもの、成長の記録になるものなど、持て余したはずの時間でさえ楽しい思い出になるような3冊をセレクトしました。

最初にご紹介するのは、今年(2026年)7月に発売されたばかりの新刊『パンダたいそう なーんだ?』(講談社)。2016年に『パンダともだちたいそう』『パンダなりきりたいそう』が刊行されてから、『パンダたいそう』シリーズは今年で10周年。パンダの動きがとにかくかわいくて、「ブックハウスカフェ」でも大人気です。

『パンダたいそう なーんだ?』(作:いりやまさとし/講談社)
すべての画像を見る(全6枚)

記念すべきシリーズ10作目となる本作は、これまでの『パンダたいそう』とはひと味違うジェスチャークイズのような内容です。たくさんの“たいそう”を描いてきた作者・いりやまさとしさんですが、まだこんなに素晴らしいアイデアがあったのかと驚かされました。

読み聞かせをしながら、子どもにクイズに答えてもらったり、一緒に体操をしたり。さらに親子のコミュニケーションが生まれるように、との想いから作られた絵本なのだそうです。

「りょうて カクカク りょうあし カクカク。
パンダたいそう なーんだ?」

「りょうてを まえに ちからを ぬいて ゆーらゆら。ゆーらゆら。
パンダたいそう なーんだ?」

発売前、いりやまさんが「ブックハウスカフェ」でイベントを開催し、大勢の子どもたちの前でこの絵本の読み聞かせをしてくださったのですが、みんな大盛り上がり! クイズに正解しても楽しい、間違っても楽しい。たくさんの笑顔にあふれていました。

文字が読める子なら、今度はお子さんから親御さんにクイズを出してもいいですし、自分たちでオリジナルのジェスチャークイズを作るのもいいですね。読み終わった後も楽しみが広がり続けるところが、この絵本のお気に入りのポイント。ぜひ移動中や待ち時間にもチャレンジしていただきたいです。

最後のページに描かれた、親子パンダのイラストにもほっこり。小さなお子さんへのプレゼントに、間違いなく喜ばれる一冊だと思います。

*読み聞かせ 1さいくらいから
*ひとり読み 3さいくらいから

次は最高のひまつぶし“迷路”の絵本

31 件