
夏旅行で超役立つ1冊! 子どもが夢中になる“遊べる絵本”3選[絵本専門店の書店員が選出]
子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #23~遊べる絵本~ (3/4) 1ページ目に戻る
2026.08.09
ブックハウスカフェ店長:茅野 由紀
子どもも大人も夢中になる“迷路絵本”
次にご紹介するのは、シリーズ累計330万部超えの大ベストセラー『迷路絵本』シリーズ(PHP研究所)。作者は、歴史考証イラストレーターで、迷路絵本作家の香川元太郎さん。
見開きごとに簡単な迷路と難しい迷路の2つのルート、さらに隠し絵やクイズまで、楽しい遊びが盛りだくさん。私の子どもたちも大好きで、とにかく飽きないので、お出かけ先にもよく持っていった記憶があります。
『乗り物の迷路』『昆虫の迷路』など、多くの人気作がありますが、書店員として特におすすめしたいのが『物語の迷路 アンデルセンから宮沢賢治の世界まで』。
迷路の舞台は、本屋さんからスタートして、いざ物語の世界へ。『海底二万里』『不思議の国のアリス』『ガリバー旅行記』『銀河鉄道の夜』など、迷路の旅を通して国内外の名作の世界をめぐります。どの迷路にも、お宝「話のタネ」が隠されているので、途中で拾ってゴールをめざしましょう。
“遊びながら学べる絵本”として大人気の本シリーズ。この作品ならではの特徴は、迷路の正しいルートと原作のストーリーが連動しているところ。迷路を解くワクワク感と、名作の世界に浸る喜びを一度に体験できるのです。
物語を知っている子はもちろん楽しいですし、まだ読んだことのない子は「読んでみようかな」と、興味を持つきっかけになりますね。
そして、もうひとつのお楽しみが、精巧な絵の中にいくつも描かれた隠し絵。私は友人にプレゼントしたことがあるのですが、「ココにもある!」「ココにもあった!」と、見つけるたびに大興奮で、とっても喜んでもらいました。
大人も子どもも同じ熱量で夢中になれて、親子で共通の楽しみが生まれるのが、この絵本の最大の魅力。移動中や待ち時間もきっと楽しく過ごせますよ。
*読み聞かせ 3・4さいくらいから
*ひとり読み 5さいくらいから




































