「小学生の転校」3つの心構え 新しい環境に不安を感じる子どもへの対処法や周囲との連携方法〔子連れ転居3回のママが伝授〕

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小学生きょうだいの子育てをしているエニママライターの椿です。

長男が0歳、3歳、8歳のときに子連れ転居を経験しました。新しい環境に不安を覚えやすい子どもとの転居で感じた、学校・友達・ならいごとにまつわる不安とそのときの対処法をママ目線でお伝えします。

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異動辞令が出たら1~2ヵ月後には、新生活スタート! と、とにかくスピードを求められる転勤族。新居や学校探し、荷詰め作業、転居の報告とお礼回りなど、帯同する家族の忙しさは想像以上です。

そのなかでも怠れないのが子どものケア。子連れ転居では、親しんだ町を離れて新しい環境へ飛び込む子どもの気持ちを察し、寄り添う気持ちが大切だと感じています。

年齢で変わる子連れ転居の不安

子どもが乳幼児のころ、転居で私が感じていた不安は、ママ友づくりや子育てのしやすさなど私自身の悩みが中心でした。乳幼児向けのイベントに参加したり役所に問い合わせたりと本当に必死でした……。

しかし、小学生ともなると「ならいごと」についてや「子どもの心のケア」など、以前とは違った子どもに関する心配が出てきました。

小学生の転校 3つの不安と対処のヒントとは?

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2年前(長男8歳時)の転居は、転勤の第一報を子どもと同時に知り、私自身が動揺するなかで大泣きの子どもをなだめるという波乱の幕開けでした。慌ただしく始まった転居のなかで生まれてきた3つの不安と私なりの対処法をご紹介します。

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