「学習机」 買わない派だったママが「買ってよかった」購入の決め手

実際に購入した学習机をご紹介 約1年間使用したリアルな感想も

垣内 千夏

すべての画像を見る(全10枚)

エニママライターの垣内千夏です。昨年、息子が小学校に入学しました。息子の入学準備を進めるうえで、購入を迷ったのが学習机です。

今回は学習机は買わない派だった私が、学習机を購入することになった理由や実際に購入した学習机、購入後の感想をレポートします。

AnyMaMa(エニママ):ママのはたらき方や選択肢を広げるための支援サービス

近年は「リビング学習」という言葉もあり、学習机を買わないご家庭が増えているようです。同世代の子どもがいるママ友に聞いてみたところ、やはり買わない派が多数でした。

私も買わない派だったのですが、息子のために学習机を購入することに……。

学習机は「買わない派」が「買う派」になった理由

学習机の購入は、ご家庭によってさまざまな意見があるかと思います。

買わない派だった理由

私が買わない派だった理由は、見た目が好きじゃなかったからです。そして、置く場所もないし、値段も高い……(悪口みたいですみません)。

私自身、小学校の入学祝いとして学習机を買ってもらいました。が、やはり学習机ならではの見た目が好きになれず、数年後には上棚をとっぱらって「ただの机」状態で使用していました。そんな経験もあり、「学習机はいらないな」と考えていました。

買う派になった理由

そんな私が買う派になったきっかけは、息子に「自分の部屋がほしい」といわれたことでした。

その理由を尋ねると、自分の大切なおもちゃを2歳下の妹に勝手に触られることにストレスを感じているとのこと。たしかに息子の「ぼくのものを勝手にさわらないで!」という怒りの声を何度も聞いてきました。

息子の気持ちは十分に理解できます……。

しかし、我が家は転勤族で賃貸住まいです。子どもに1人部屋を与えられる物件を見つけ出すことも、そんな広い家に住むことも現実的ではありません。

残念ながら、自分の部屋が欲しいという息子の願いを叶えてあげられる可能性は極めて低い(ほぼゼロです)。

部屋は無理だけど机なら……ということで、学習机を「買わない派」から「買う派」へと転身を遂げました。

実際に買った学習机はこれ! 購入の決め手

決して安いとはいえない学習机を購入するからには、後悔することがないよう徹底的にリサーチしました。

老舗の家具屋やインテリアショップ、家具専門アウトレット店など、学習机を扱うお店に何度も足を運びました。もちろんネットでも検索の日々(SNSの広告表示が学習机だらけになりました)。

徹底的なリサーチと家族会議を重ね、我が家が買った学習机はKOIZUMIの「LakeWood(レイクウッド) ステップアップデスク」です。

「LakeWood(レイクウッド) ステップアップデスク」

学習机の見た目が好きではないといっていたわりに、王道タイプの学習机に決定。

学習机の見た目が好きではなかった私は、上段のないシンプルなデザインを検討していたのですが、結局収納グッズを買い足すことになりそうなため、上段ありのものを選びました。

普段はネット通販を利用することが多い我が家ですが、学習机は丁寧な接客をしてくださる老舗家具屋で購入しました。高い買い物のため、できるだけ安心できる販売店で買いたいという気持ちがあったからです。

学習机を知り尽くしたベテラン店員さんの接客がとても参考になりました。学習机によっては、引き出しがスムーズに開かない、引き出しにA4サイズが収まらないといったものもあるそうです。色や質感なども含め、やはり実際に目で見て確かめることが大切だと思います。

・KOIZUMI公式サイト
https://kagu.koizumi.co.jp/

部屋に馴染むシンプルなデザイン

お世辞にも広いとはいえない我が家では、リビングとつながっている部屋に学習机を置きます。リビングとの仕切りがないため、奇抜な色やデザインでは気になって仕方がない……ということで、シンプルなデザインが購入の決め手となりました。

デスクマットにはさむ紙だけは息子に選ばせました(本当はもっとシンプルなのにしてほしかった)。

リビングの家具にあう、自然であたたかみのある色も気に入っています。

ちなみに、息子の欲しがった学習机の色はブラックです(憧れる気持ちには共感しつつ、即却下です)。

レイアウト変更が可能

置く場所や子どもの成長に合わせて、レイアウト変更ができるのもポイントです。

我が家が購入した学習机は、上段の棚の位置を自由に変えられるだけでなく、付属の拡張天板で机の奥行きも調整できます。

セットのシェルフもいろんなレイアウトが可能。いまのところ収納する教科書や本が少ないため、現在はリビングのシェルフとして使用しています。

こんなスリムシェルフを探してたのでラッキー!

機能的なLEDデスクライト付き

机の上を万遍なく照らしてくれる、大きなLEDライト付きがついていたのも魅力でした。

デスクライトが別売の学習机は数多くあります。デスクライトがついていたとしても、手元だけを照らすようなコンパクトなものもあるため、購入時には要チェックです。

使用シーンに合わせて電球色や昼白色に変えることができます。

ちなみにイスも別売です。我が家はインテリアショップで、型落ちのものを安く購入しました。お店によって異なりますが、新しいモデルが発売されるころに旧モデルが安くなる傾向にあるため、費用をおさえたい場合は購入するタイミングをずらすのもおすすめです。

学習机を購入したリアルな感想

学習机を購入してから約1年が経った現在の感想をお伝えします。

学習グッズをまとめて収納できる

学習グッズをまとめて収納できることは、学習机の大きなメリットだと感じています。

買わない派だったころは「ランドセルはどこに置く?」「教科書置き場はどうする?」などと考えていましたが、学習机がすべて解決してくれました。

ランドセルハンガー付きなので、ランドセルの定位置はここ。

宿題は学習机でする習慣がついた

購入前には「買ったのに使わなかったらもったいない」という懸念がありましたが、宿題をするときには自ら学習机に向かっています。

小学校入学のタイミングで学習机を購入したため、“学習机=宿題をする場所”という意識づけを無理なくできたのかもしれません。

宿題だけでなく、タブレットをしたり本を読んだり(ゲームの攻略本)、自分だけの空間を満喫しています。

机の下は「秘密基地」だそうです。

整理整頓はサポートが必要

「自分の場所は自分で片付けようね!」と伝えていますが、やはり小学1年生ではまだ自主的に片付けることはできません。

少し放置しておくと、机の上が荒れ果てた状態になります。どこに何があるのかがわからないため、忘れ物も増えてしまいます……。

残念ながら整理整頓の習慣はまだついておらず、親のサポートが必須です。

教科書とおもちゃが共存

自分のスペースにしたため、学習机のあちこちにおもちゃが陣取っています。宿題をしていたかと思うと、遊んでいることもしばしば……。

気が散る要素しかないスペース。なぜか石も飾ってあります。

勉強とは無関係なものが集中力の低下を招いていることは間違いありません。しかし、自分だけの場所として与えた学習机のため、勉強のものだけを置くことが難しく……モヤモヤしています(イライラもしています)。

買わない派だったけれど学習机を買って満足!

学習机は買わない派だった私ですが、宿題をしたり遊んだり、自分の場所として大切に使ってくれている息子の姿をみて、購入してよかったなと感じています。

息子も「攻略本をゆっくり読めるからうれしい!」と喜んでいます(笑)。

学習机は大きな買い物です。購入するかしないか、いつ購入するかなど、家族でじっくり話し合うことをおすすめします。

我が家は来年には娘が小学校入学を控えているため、「買わない派」あらため「買う派」として学習机探しに力を注ぐ予定です。

※写真はすべて撮影:垣内千夏

この記事の画像をもっと見る(全10枚)
かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

コクリコサポートエディターズ

Cocreco Support Editors
編集者・ライター

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/