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【中学受験】「塾選び」で知名度より重要なこと 子どもが「無理なく伸びる環境」の選び方
新刊『中学受験伴走力』に学ぶ! 子どもとの相性を最優先する塾探し (2/3) 1ページ目に戻る
2026.09.26
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
大手には安心感、中規模塾にはきめ細かさ
首都圏には、4大塾と呼ばれる大手進学塾があります。体系化されたカリキュラム、豊富なデータ、難関校への実績など、圧倒的な安心感があるのが大手塾の強みです。
一方で、近年存在感を増しているのが、中規模塾や少人数塾、個別指導塾です。
宣伝費にリソースをかけない分、講師や授業の質を高めようとする塾が多く、たいていは少人数制で、面倒見のよさや、きめ細かなフォローを売りにしています。
(『中学受験伴走力 親がすべきこと、知るべきこと』より一部抜粋)
パンフレットの合格実績は塾全体の数字です。目の前の校舎で誰が教えるのか、授業後に質問できるのか、つまずいたときにどんなフォローがあるのか。実際に通う教室の空気まで確かめておきたいですね。
塾の「名前」より子どもとの「相性」を優先する
塾を選ぶときに大切なのは、「有名だから」「周囲が通っているから」という理由だけで漠然と決めないことです。
大手塾は、一定の学習量をこなせる子、競争環境に刺激を受ける子に向いています。人にはそれぞれの成長ペースがあるので、現時点で年齢よりも精神的に幼い子、繊細でペースを崩しやすい子には、負荷が強い場合があります。
また、ひとくくりに「大手」と言っても、特色は異なるので、注意が必要です。
(『中学受験伴走力 親がすべきこと、知るべきこと』より一部抜粋)
入塾テストに合格したことと、その塾で3年間気持ちよく走れることは別問題です。
宿題の量、授業の速さ、クラス昇降の頻度、先生との距離感。子どもが競争を「面白い」と感じるのか、「プレッシャーだ」と感じるのかによっても違います。
親の伴走負担も見落とせません。プリント整理や丸つけ、送り迎え、復習の管理をどこまで家庭に求める塾なのか。共働きか、小さな兄弟がいるかなど、ご家庭の状況によって続けやすさは変わります。
子どもだけでなく、家族全体との相性も見る必要があります。



























