ジーンズ1本を英語で言うと?【学校でも塾でも習わない ワザあり英語】

「英語でなんて言うの?」 知ってて差がつく“通訳者ママ”の「最新」英語表現 【連載】第30回 (2/2) 1ページ目に戻る

通訳者・翻訳家:神本 亜紀

a pair of jeans

ジーンズは、左右の足が入る部分を合わせてひとつの衣類になるので、a pair of jeansと表します。jeansは常に複数形で扱われる名詞です。

ジーンズと同じように、左右あるいは対になるふたつの部分で構成されているものに、靴や靴下、手袋、メガネ、ハサミなどがありますが、これらも次のように表現されます。

ジーンズのように常に複数形で扱われる名詞の数え方

① 靴→ a pair of shoes
② 靴下→ a pair of socks
③ 手袋→ a pair of gloves
④ メガネ→ a pair of glasses
⑤ ハサミ→ a pair of scissors

ちなみに、ジーンズ2本あるいは2枚を言う場合は、two pairs of jeansです。3足の靴、4足の靴下であるなら、three pairs of shoes、four pairs of socksとなります。

「あなたは、ジーンズを何本(何枚)持ってるの?」と聞く場合は、〈How many pairs of jeans do you have?〉と、正しい表現を使うようにしましょう。

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まだまだある! 英語のものの数え方

a pair of~以外にも、英語には数え方の表現がいろいろあります。ほかの数え方も覚えておきましょう。

まだまだある! 英語のものの数え方

⑥ 1杯のコーヒー→ a cup of coffee
⑦ 1袋の米→ a bag of rice
⑧ 1房のバナナ→ a bunch of bananas
⑨ 1パックの卵→ a carton of eggs
⑩ 1切れのパン→ a slice of bread

食事や買い物といったシチュエーションなどで、ネイティブも使っている表現です。表現を理解しておくと、日常生活に役立つでしょう。

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かつては“英語音痴”……第2子出産後の30歳から英語を学び直し、今は通訳者・翻訳家として活躍する神本亜紀(かんもと あき)さんの「英語勉強法」を解説した記事は⬇︎下のバナーからどうぞ!

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かんもと あき

神本 亜紀

通訳者・翻訳家

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/