M‐1決勝進出のトム・ブラウン「合体ネタ」が絵本に プロの絵本読みから「ホンモノ」と呼ばれる理由

トム・ブラウン&絵本ナビ編集長に絵本『がったい!』についてインタビュー

ライター:山口 真央

お笑い芸人トム・ブラウンの布川ひろきさん(左)と、みちおさん(右)。2024年12月22日に行われるM‐1グランプリ決勝戦への進出が決定しました。
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ときに狂気的に、ときにチャーミングに。摩訶不思議な爆発漫才を魅せる、お笑い芸人トム・ブラウンが、M‐1グランプリ2024の決勝戦に進出しました!

トム・ブラウンにとって、2024年はM‐1グランプリに出場できる最後の年。彼らが決勝でどんなネタを繰り広げるのか、楽しみでなりません。

そんなトム・ブラウンが発売した絵本『がったい!』。この絵本の誕生には、過去にM‐1グランプリで披露したあるネタが、深く関係しているんです。

この記事では、トム・ブラウンに絵本『がったい!』の誕生秘話をインタビュー! さらに絵本ナビ編集長である磯崎園子さんは『がったい!』を「文章、イラスト、構造」などの点から絶賛。子どもの読み聞かせにぴったりな理由を伺いました。

伝説の漫才が絵本になったトム・ブラウンを直撃!

漫才のネタをもとにした絵本『がったい!』が刊行されたトム・ブラウン。

──M‐1グランプリ決勝進出おめでとうございます! M‐1ラストイヤーの2024年は、8月に絵本『がったい!』が刊行され、TBS「王様のブランチ」やテレビ朝日「夫が寝たあとに」で取りあげられるなど大変話題になりました。

布川:僕らのネタで絵本を出さないかと言われたときは、絶対ドッキリだと思いました。

みちお:俺も思ってた。「ロンドンハーツ」か何かのドッキリだろうなって。

布川:でも出版社の方に会ったら、僕らの打ち合わせのためだけに、アメリカからいらっしゃるスタッフの方がいて「これはマジだな」と。熱量が半端じゃなかったんです。

絵本の元ネタになった伝説の漫才「ナカジMAX」

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