ママ友グループLINE&モヤるSNSとのベストな距離感をコミュ力“ゼロ”ママ漫画家が助言
漫画家・おやまさん「コミュ力0ママ」#4 ~LINE・SNS編~
2022.08.30
漫画家・イラストレーター:おやま
コミュ力“ゼロ”でも ゆるっと心をひらく
「ママ友って、自分が本当に必要としているときや、素直に仲良くなりたいと思っているタイミングで仲良くなれるものなので、気負わずいてほしいです」とおやまさん。
「ママ友づくりで悩んでいる方たちには、『できなくてもなんとかなるよ』と言ってあげたいですね。あせらず、受け身でも大丈夫。いつか必ず、LINEを聞いてくれる人が現れます!
『いつかママ友できたらいいな』くらいのスタンスで、ゆるっと心をひらいていることが大事なのかなと思います」(おやまさん)
いざ距離感が縮まっても、どこからどこまでが真のママ友なのか、その見極めもなかなか難しいもの。
おやまさんは「ママ友までいかない知り合い程度でも、いい関係が周りにできていれば、それでいいじゃないですか」と、どこまでもほのぼのしています。
おやまさんの考え方は、「ママ友付き合いだけじゃなく、育児全般に“なんとかなるよ”」というものです。
「1人目を産んだ直後と、3人目を産んだ今では、考え方が変わりましたね。遠くから物事を見られるようになったというか。すぐに動揺しなくなったというか。
自分を追い込まなくても“なんとかなるよ”と伝えたいですね。大変な育児の渦中にいるとなかなかわかりづらいのですが……。
今でも油断すると、『私はママだし』『子どもの親だし』と私も窮屈(きゅうくつ)に考えがちだけれど、もっと自由にいていいのかなって。そのときどきで、自分の心に素直にいられるといいなと思っています」(おやまさん)
何事も「自分に素直に、自分のペースを保とう」する、芯の強さを感じるおやまさん。
コミュ力“ゼロ”で人見知り、周囲に気をつかうことが多いということは、同時に周りの人たちを慮(おもんばか)るやさしい心を持っているということなんだなぁと感じました。
『コミュ力0(ゼロ)ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』(ワニブックス刊)では、ママ友が家に来たときの反省会や、プライベートにどこまで踏み込んでいいのか問題、夫婦の価値観のすり合わせ方などなど…、クスッと笑えてふむふむとうなずける、おやまさんのエピソードが満載。
コミュ力が低くても、なんだかんだで楽しく生きていける方法を、おやまさんから教えてもらった気がします。
PROFILE おやま
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は6歳長女(2016年生まれ)、4歳長男(2018年生まれ)、2歳次男(2019年生まれ)、夫。趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』(KADOKAWA)も発売中。
取材・文/遠藤るりこ
※おやまさん「コミュ力0ママ」は全4回です。
#1 ママ友ができない! コロナ禍や人見知りで悩む親にコミュ力“ゼロ”の漫画家が助言
#2 ママ友なしもOK! 人見知り3児ママ漫画家が推すマイペースなママ友づくり
#3 コミュ力“ゼロ”ママが園ママや先生と上手にやり抜くマイルール
遠藤 るりこ
ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe
ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe
おやま
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は6歳長女(2016年生まれ)、4歳長男(2018年生まれ)、2歳次男(2019年生まれ)、夫。 趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』(KADOKAWA)も発売中。
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は6歳長女(2016年生まれ)、4歳長男(2018年生まれ)、2歳次男(2019年生まれ)、夫。 趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』(KADOKAWA)も発売中。