マンジャロを使う子どもも! 子どもの摂食障害をふせぐための親の寄り添い方とは[専門医が解説]

#3子どもの摂食障害「神経性やせ症」~家庭での対応と予防策~

内科医・一般社団法人日本摂食障害協会理事長:鈴木 眞理

家族に隠れて食事制限をしたり、やせ薬としてマンジャロを使ったりする子どもも。  イメージ写真:years/イメージマート
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「神経性やせ症」は子どもに多く見られる摂食障害のひとつ。とくにコロナ禍以降、子どもに増加し、小学校低学年の子どもにまで広がりつつあります。食事を極端に制限するため、成長期の子どもには身体への影響が大きく、発見や治療が遅れると命にかかわります。

では、子どもが「やせたい」と言い出したら、大人はどう声をかけ、行動すべきでしょうか。そして、予防や回復のために家庭で気をつけるべきポイントとは?

日本摂食障害協会理事長の鈴木眞理先生に、家庭で取るべき対応などについて伺いました。

※3回目/全3回(#1#2を読む)

「やせたいの!」と強く言う子にはどうするべき?

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