
【2025年10月開始】東京都の「無痛分娩費用助成金」を徹底解説! 最大10万円の補助・対象者・申請方法・病院リストまとめ
東京都の無痛分娩助成 「いつから?」「対象者は?」気になるポイントを専門家が解説 (2/4) 1ページ目に戻る
2025.11.05
医療ライター:横井 かずえ
都の助成で自己負担はどう変わる? 無痛分娩の費用と制度の概要
無痛分娩とは、お産のときに麻酔(主に硬膜外麻酔)を使って、陣痛や出産の痛みをやわらげる方法です。お産の痛みをやわらげることで、出産時のストレスを軽減するなどの効果が期待できます。
「無痛」といっても、痛みがまったくなくなるわけではなく、痛みを大幅に軽くする方法です。
アメリカやヨーロッパなどの海外では無痛分娩が広く普及していて、国によっては無痛分娩のほうがスタンダードになっていることも。
例えばフィンランドの無痛分娩実施率は89%、フランスは82.7%、アメリカは73.1%に上ります。アジアでもお隣の韓国では40%が無痛分娩です。
その一方で、日本では文化的な背景もあり、年々増加傾向にあるものの、無痛分娩の実施率は13.8%と1割強にとどまっています(いずれも日本産科麻酔学会「無痛分娩Q&A」より)。
こうした中で、東京都は妊婦さんがより安心してお産にのぞめるように、都道府県としては全国でも初めて、無痛分娩の助成に踏み切りました。
都内で実施される無痛分娩の費用は10万円~20万円程度とされますが、このうち10万円が助成されます。
※都内医療機関の無痛分娩の費用
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/fukushi/mutuuiryokikan-pdf
4ページ参照









































































