【液体ミルク】5種類を「香り/色/味/口あたり」で徹底比較 ママパパたちの「おすすめ」理由も公開

液体ミルクをもっと知りたい #2 5種類の液体ミルクを大紹介&実飲編

「液体ミルク」は、人や場所を選ばず、すぐに授乳をすることができます。  撮影:秋音ゆう

日本国内で販売されている乳幼児用のミルクは、食品衛生法の「乳等省令」、健康増進法の「特別用途食品制度」において、栄養成分についての基準が定められています。

そのため、どのミルクも赤ちゃんにとって必要な栄養成分が備わっていますが、メーカーによって成分、配合にこだわりがあり、液体ミルクも商品ごとに香りや味の感じ方が異なります。

そこで、3児の母である筆者・ライター秋音ゆうが、現在発売中(2023年9月現在)の5種類の液体ミルクを飲み比べてみました! 今回はそのレポートをお伝えします。

また、後半では実際に液体ミルクを利用したママパパのリアルな声も大公開。ぜひ、利用する際の参考にしてみてくださいね。

※液体ミルクの飲み比べはあくまで個人の感想であり、感じ方には個人差があります。

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江崎グリコ「アイクレオ 赤ちゃんミルク」

江崎グリコの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」(紙パック・125ml)希望小売価格227円(税込)。賞味期限は9ヵ月。対象年齢は0ヵ月~。 

味・香りを母乳に近づけることを目指し、成分、配合などにこだわって開発された「アイクレオ 赤ちゃんミルク」。

こちらは、紙パック入りで容量は125mlと小ぶりなのが特徴。低月齢の赤ちゃんでも飲み切ることができるサイズとなっています。また紙パック入りは持ち運び時にも軽く、捨てやすいので、移動時にとても便利です。

アイクレオの乳児用ミルクは、主な原料である乳製品や食用油脂にこだわり、成分ひとつひとつを母乳に近づけているのがこだわりポイント。それらが母乳に近いおいしい香りを作っています。また、やさしい黄色は、初乳の栄養素の一つ、β-カロテンから。初乳と同じくらいの量を配合しています。

【実際に飲んでみた!】
○香り……母乳に近い自然な香り。
○色……乳白色に近い色み。
○味……甘さ控えめであっさり。
○口当たり……まろやか。軽い飲み心地。

明治「明治ほほえみ らくらくミルク」

明治「明治ほほえみ らくらくミルク」(スチール缶・200ml)希望小売価格232円(税込み)。賞味期限は1年半。対象年齢は0ヵ月~1歳ごろ。(※120ml入りもあり)

スチール缶を使用している液体ミルクがこちら。容量は120mlと200mlの2種類あり、低月齢や母乳中心の赤ちゃん向けには120ml、中~高月齢やミルク中心の赤ちゃん向けには200mlと使い分けができます。

栄養成分では、母乳に含まれるDHAとアラキドン酸の配合にこだわり、栄養バランスをより母乳に近づけています。

多少重さはありますが、丈夫なスチール缶なので備蓄用としても安心して保存できます。

【実際に飲んでみた!】
○香り……ほんのり甘い粉ミルクらしい香り。
○色……ほんの少し茶色がかった色。
○味……しっかりと甘みがある。濃厚な味わいでミルク感が強い。
○口当たり……満足感のある口当たりと飲み心地。

明治「明治ステップ らくらくミルク」

明治「明治ステップ らくらくミルク」(スチール缶・240ml)希望小売価格202円(税込み)。賞味期限は1年半。対象年齢は1歳~3歳。 

現在(2023年9月)発売している液体ミルクのなかで、唯一のフォローアップミルク。卒乳後の1~3歳に不足しがちな栄養成分を補えるよう、牛乳や離乳食だけでは十分に摂取できない鉄・DHAの配合に特にこだわっています。

ほかにもカルシウムやビタミンC・Dなど、重要な栄養素をバランスよく配合。そのまま飲むのはもちろんのこと、離乳食や料理に混ぜても可。手軽に子どもの栄養をサポートすることができます。

【実際に飲んでみた!】
○香り……ほんのり甘い香り。
○色……気になるほどではないが、ほんの少し茶色がかった色。
○味……ホットミルクのような自然な甘み。
○口当たり……乳幼児ミルクとはまた違う飲料的な味わい。2歳の息子は「おいしい!」とゴクゴク一気に飲みきった。

「おいしい!」と飲み切りました。

雪印ビーンスターク「液体ミルク すこやかM1」

雪印ビーンスタークの「液体ミルク すこやかM1」(スチール缶・200ml)希望小売価格240円(税別)。賞味期限1年。対象年齢は0ヵ月~1歳。 

スチール缶・200ml入りの、ちょうどよいサイズが魅力。長年にわたる日本人の母乳調査・研究でわかった「オステオポンチン」や「ガラクトシルラクトース」などの成分を日本で初めて配合した液体ミルクです。

【実際に飲んでみた!】
○香り……さっぱりとした、甘い香り。
○色……ほんの少し茶色がかった色。
○味……あっさり。和菓子のようなやさしい甘さ。
○口当たり……すっきり軽めの口当たり。

森永乳業「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」

森永乳業の「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」(パウチ・100ml×5袋)希望小売価格900円。賞味期限1年(寝かせた状態で保存)。対象年齢0ヵ月~1歳。

現在(2023年9月)発売されている液体ミルクのなかで、唯一のパウチタイプがこちら。容量は100mlと少量で、かさばらない形状なので、持ち運びや備蓄にはとても便利! 哺乳瓶に移したあとは、パウチを小さく折りたたんで捨てられます。

栄養成分では、初乳に多く含まれるタンパク質や、ビフィズス菌を増加させる3種類のオリゴ糖を配合しています。

【実際に飲んでみた!】
香り……さっぱりとした甘い香り。
……少し黄色みがかっている。
……あっさりとした甘さ。筆者的には一番牛乳に近い味わい。
口当たり……軽い口当たり。

5種類の液体ミルクを飲んでみて、メーカーごとに味わい・口当たりなど個性があると感じました。そのため、赤ちゃんによっては「口に合う・合わない」ということも考えられます。

液体ミルクの多くは、同ブランドの粉ミルクと同じ栄養成分です。いつも飲んでいる粉ミルクがあれば、まず同じブランドの液体ミルクから試してみるのがよいかもしれません。液体ミルクのメリットは、1回分であること。一度飲んでみて、口に合わなそうであれば、気楽に別のブランドに切り替えられます。

また、備蓄用にはかさばりにくいパウチタイプ、低月齢赤ちゃんには紙パックタイプというように、用途に合わせた使い分けもおすすめです。

いろいろ試してみて、お気に入りの液体ミルクを探してみてくださいね!

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