妊娠初期・中期・後期の「おっぱいケア」 助産師が伝授する「授乳」しやすい乳首作り

産前産後の知っておきたい「おっぱいケア」 #1 ~妊娠中編~ 乳首マッサージをマスターしよう

助産師:徳永 悦恵

「咲助産院」院長の徳永悦恵(とくながよしえ)先生。3児のママとして、仕事に育児に大忙しの日々を送っています。
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「乳首は個人差が大きいので、産前から乳首ケアは必要です」と話すのは、『咲助産院』の徳永悦恵先生。

妊娠中は、体調が妊婦さんによって違うように、実はおっぱいの状態も大きく異なります。
産前の乳首ケアを行わずに出産を迎えると、乳首の状態がわかっていないこと、柔らかくなっていないことで、授乳で大変な思いをすることも……。

そこで、これからママになる人や出産を控えているママ、そして現在授乳中のママが知っておきたい「おっぱいケア」について徳永先生にお話しいただきました。

1回目は妊娠中のおっぱいと、乳首マッサージについてです。


(全3回の1回目)

妊娠中のおっぱいは赤ちゃんを迎える準備期間中

妊娠すると、おっぱいにはさまざまな変化が表れます。

特に初めての妊娠の場合、「これって大丈夫?」などと不安になることも。でも、「赤ちゃんを迎えるための準備」と前向きにとらえましょう。

「初めての妊娠だとなおさら、いろいろと不安だと思いますが、おっぱいケアもできるだけ前向きに明るく過ごせたら良いですよね」(徳永先生)。

妊娠初期・中期・後期で大きく変わる

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