
歯磨きイヤイヤ期に効く! 楽しく読める「歯磨きの絵本」おすすめ3選[絵本の専門家が選出]
子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #16~歯磨きの絵本~ (2/4) 1ページ目に戻る
2026.04.18
絵本コーディネーター:東條 知美
歯磨きしないと虫歯一家が住みついちゃうかも!?
子育てをしていると、歯の生え変わりや虫歯など、お子さんの「歯」の悩みも多いですよね。
4月18日は「よ(4)い(1)歯(8)の日」。ということで、今回は“歯磨きの絵本”をご紹介します。楽しく読みながら、お子さんが自分の歯に関心を持ったり、歯を大切にしようと思える絵本は、プレゼントにもきっと喜ばれるはずですよ。
最初にご紹介するのは、『むしばいっかのおひっこし』(講談社)。主人公は、なんと虫歯菌の家族「むしばいっか」。お父さん、お母さん、子どもがふたりの4人家族で、人間の歯を棲み家にしています。彼らにとっては、歯磨きしない歯こそが素敵な家。食べカスがないと、とても暮らしていくことはできません。
ここのところ、歯磨きのせいで食べるものがなく、いつもお腹をすかせている、むしばいっか。ある日、新しい家を「むしば ふどうさん」に紹介してもらうことにしました。
引っ越し先は、お菓子が大好きな人間の子どもの歯。ケーキやクッキー、チョコレート、パフェにアイス、おだんご。何を食べてもまったく歯を磨かないので、むしばいっかにとっては大豪邸! お腹がペコペコの親戚のおじさんを迎えるために、穴を掘って、新しく部屋を作ることだってできます。
さらには、広い屋上まで完成。自慢のマイホームでパーティーを開くのです。
「ピアノの リズムで、ガン ガン ガン!」
「たいこの リズムで、ズキ ズキ ズキ!」
「うたと ダンスで、ガンガン ズキズキ ガンガン ズキズキ!」
こんな家族が住みついてしまい、たまらないのは家主である人間の子どもです。泣きながらお母さんと歯医者へ行くのですが、果たして、むしばいっかの運命は──?
虫歯菌を主人公に描いたユーモアあふれる一冊。「歯磨きをしないと虫歯になっちゃうよ~」「痛いよ~」と怖がらせるのは簡単ですが、お子さんが経験したことのない虫歯をイメージするのは難しいもの。この絵本なら、「虫歯菌を喜ばせると、とんでもないことが起こってしまう」と、楽しく読みながらイメージできるのではないでしょうか。
*読み聞かせ 4さいくらいから
*ひとり読み 6さいくらいから




















































































