麻生久美子「思春期・反抗期の子育てに悩む主婦役」への共感

ドラマ『月夜行路 ─答えは名作の中に─』麻生久美子さんスペシャルインタビュー~前編~ (3/3) 1ページ目に戻る

ルナ役・波瑠さんとの共演秘話

──撮影現場の様子を教えてください。また、バディ役でもある波瑠さんの印象は?

麻生さん:現場はとても和気あいあいとしていて、明るい雰囲気です。ワンシーンを長回しで撮ることが多いので、集中力をキープしなければならないところがちょっと大変かな(笑)。

波瑠さんとは以前、別の作品でご一緒したことがあって、そのときからしっかりとした方という印象でした。今回の現場も頼もしく引っ張っていってくださって、私はおんぶにだっこ状態です(笑)。

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麻生さん:それに波瑠さん演じるルナが、とてもとても魅力的で! 涼子はルナより年上ですが、ルナのことを頼りにしているし、尊敬もしている。

そんな彼女に惹かれるわけなのですが、私自身も波瑠さん自身とルナと両方に惹かれています。ルナを通して、今まで見たことのない波瑠さんが見られて、とても楽しいですね。

ちなみに、事件を推理するルナは長いセリフが多くて。撮影初日も波瑠さんが膨大な量のセリフを話すシーンから始まったのですが、そのセリフを頭に入れたのが前日だと聞いて、もうびっくりで! 撮影後、「どうやってセリフを覚えているの!?」と波瑠さんを質問攻めにしています(笑)。

画像提供:日本テレビ

麻生久美子さんおすすめの「名作」

──名作文学がテーマとなっている本作ですが、麻生さんにとっての“名作”、そして愛読書は何でしょう?

麻生さん:“名作”と聞いてパッと思い浮かぶのは、以前に読んでからずっと記憶に残っている、三浦綾子さんの『塩狩峠』ですね。『月夜行路』の原作にも登場するものだと、梶井基次郎さんの『檸檬』が好きです。

最近はそれほど本を読めていないのですが、学生時代は角川ホラー文庫にハマっていました。「角川ホラー文庫の作品を、全部読みたい」と、貴志祐介さんなど好みの作家さんの作品を片っ端から読んでいましたね。

小説だけでなく漫画もよく読むのですが、『うしおととら』(著:藤田和日郎/小学館)、『ONE PIECE』(著:尾田栄一郎/集英社)は名作だと思っています!

───◆───◆───

ドラマで涼子とルナの息ピッタリな“バディ”を見るのが楽しみですね。次回後編では、麻生さんの子育てで大切にしていることについてお聞きしました。お楽しみに。

撮影/土居麻紀子
取材・文/木下千寿


麻生久美子さんのインタビューは全2回。
後編を読む(※2026年4月8日朝7:00公開)

『月夜行路 ─答えは名作の中に─』
人気小説「月夜行路」をドラマ化!

画像提供:日本テレビ

45歳の誕生日、沢辻涼子(麻生久美子)は夜の銀座で、不倫を疑う夫・菊雄(田中直樹)を尾行していた。そこで出会ったのが、バーのママ・野宮ルナ(波瑠)。重度の文学オタクであるルナは、鋭い観察眼で涼子の素性を次々と読み解き、心の奥に封じ込めていた学生時代の恋人・カズト(作間龍斗)への未練までも見抜いてしまう。そのままルナの強引な誘いに流され、二人はカズトを捜すため大阪へと向かうことに。

だが、旅の始まりに待ち受けていたのは、近松門左衛門『曽根崎心中』の舞台・露天神社で発見された寄り添う男女の遺体だった。現場で夫の裏切りと最期を嘆く妻・愛子(佐々木希)の姿を目の当たりにしたルナは、文学的知識をフル回転させ、刑事の田村(栁俊太郎)や小湊(渋川清彦)を相手に独自の推理を展開。現代に蘇った「心中事件」の裏側に隠された、残酷な真実を暴いていく──。

夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩……、名作小説の知識で事件を解決していく、痛快文学ロードミステリー。

初回放送は2026年4月8日(水)夜10時スタート!

『月夜行路 ─答えは名作の中に─』公式HP
https://www.ntv.co.jp/getsuyakouro/
(日本テレビ系・毎週水曜夜10時~OA)
公式instagram
https://www.instagram.com/getsuyakouro/

『月夜行路』著:秋吉理香子(講談社)
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麻生 久美子
あそう くみこ

麻生 久美子

Kumiko Aso
俳優

俳優。1978年生まれ、千葉県出身。1995年に俳優デビュー。 1998年、映画『カンゾー先生』のヒロインを演じて高く評価され、第22回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。これまでに映画『CASSHERN』、『THE 有頂天ホテル』、『夕凪の街 桜の国』、『モテキ』、『ラストマイル』、ドラマ『時効警察』シリーズ、『MIU404』、『unknown』、連続テレビ小説『おむすび』、『ぼくたちん家』などさまざまな作品に出演し、第一線で活躍している。 <公式Instagram> https://www.instagram.com/asokumikomg/ <公式X> https://x.com/aso_manager

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俳優。1978年生まれ、千葉県出身。1995年に俳優デビュー。 1998年、映画『カンゾー先生』のヒロインを演じて高く評価され、第22回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。これまでに映画『CASSHERN』、『THE 有頂天ホテル』、『夕凪の街 桜の国』、『モテキ』、『ラストマイル』、ドラマ『時効警察』シリーズ、『MIU404』、『unknown』、連続テレビ小説『おむすび』、『ぼくたちん家』などさまざまな作品に出演し、第一線で活躍している。 <公式Instagram> https://www.instagram.com/asokumikomg/ <公式X> https://x.com/aso_manager

木下 千寿
きのした ちず

木下 千寿

ライター

福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。

福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。