
子どもの偏食に! 管理栄養士ママの「一汁三菜じゃなくていい」献立術
一皿&一椀で完結! キーマカレーの献立
2026.04.25
栄養管理士歴15年のベテランであり、SNS総フォロワー14万人を誇るすずママさん。7年以上にわたり、同時に10施設以上の献立作成に携わった経験を持っています。
そんな食のプロである一方で、「管理栄養士として失格ではないか」──そう落ち込むほどわが子の“偏食”に悩み抜いた、2児の母としての顔もあわせ持っています。
そんな自身の体験から生まれた、苦手な食材も自然と食べ進められる工夫が詰まった献立は、全国の家庭から「これなら食べた!」「気持ちがラクになった」と大きな反響を呼んでいます。
子どもの偏食に対する考えや克服法について深掘りした前編に続き、今回も、『栄養管理士ママの栄養まんてん! しあわせ家族献立』(ワニブックス刊)より一部抜粋・編集し、“子どもウケ”間違いなしの、おすすめ「人気メニュー」をすずママさんにご紹介いただきます。
すずママ
管理栄養士・2児の母。7年以上にわたり、同時に10施設以上の献立作成に携わった経験を持つ。給食の良さを家庭向けにアレンジした「おうち給食」をテーマに、レシピを発信。偏食の子どもと向き合う中で、食べやすさと栄養バランスを保ちながら、工程をできるだけ減らし、毎日続けやすい調理の工夫を重ねてきた。苦手な食材も自然と食べ進められる工夫が詰まった献立は、全国の家庭から「これなら食べた!」と喜びの声が殺到。毎日のごはんに悩むママ・パパから厚い支持を集める。SNS総フォロワー数は14万人。
Instagram @suzu_mama_recipe
おさえておきたい! 「献立の考え方」
子どもの偏食に悩むご家庭では、どうしても同じメニューが食卓に並びがちになりますよね。ましてや、毎日栄養バランスを考えた1週間の献立を作るのは、なかなか骨の折れる作業です。
そこで、「今日のごはん、どうしよう」と悩む毎日の献立作りが少しでもラクになるように、管理栄養士の立場から栄養バランスを無理なく整えるためのヒントと、具体的な組み合わせ例をご紹介していきたいと思います。
献立を作る際は、まず最初に、主食・主菜・副菜・汁物をどう組み合わせるかを考えます。主食や主菜から決め、そこで不足している栄養素を補う副菜や汁物を選びましょう。
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよくとれていれば、必ずしも品数を揃える必要はありません。主食と主菜、副菜が一度にとれる丼ものや麺類にしたり、具だくさんの汁物を組み合わせたりと、無理のない形で工夫してみましょう。
・主食…ごはん、パン、うどん、スパゲッティなどの炭水化物
・主菜…肉や魚、卵や大豆などのたんぱく質がメインのおかず
・副菜…野菜やきのこ、海藻などを使ったサラダや和え物
・汁物…主菜や副菜で足りない栄養素を補ったスープなど
子どもの食事量は、年齢や体格、活動量によって個人差があります。私のご提案するレシピでは、各年齢で必要なエネルギー量を参考に、大人の量を基準とした年齢ごとの目安を算出しています。こちらもあわせて、参考にしてみてください。
レシピ構成:大人2人+3〜5歳の子ども2人分=合計【大人3人分】の分量
<年齢ごとの分量の目安>
・1歳半~2歳:大人の約1/3量
・3~5歳:大人の約1/2量
・6歳~:大人の約2/3量~
悩んだときは栄養バランスを1日で整えようとせず、2~3日単位で考えるのがおすすめです。メインの食材が肉、魚、卵、大豆製品……と重ならないように意識するだけで、自然と栄養の偏りはなくなります。
また、味つけや食感に変化を持たせると、子どもの「食べたい!」という意欲もアップ。 つくりおきや市販品もうまく活用し、心にゆとりを持って1週間を乗り切りましょう!



































