管理栄養士・松丸奨先生の連載26回目 「骨を強くしたい人」へ向けたレシピ
管理栄養士・松丸奨先生の「栄養チャージレシピ」 26回目 骨を強くしたい人へ「じゃこわかめごはん」と「アップルポムポム」
2024.12.27
管理栄養士・栄養教諭:松丸 奨
デザート:アップルポムポム
「デザートでもカルシウムが摂れるように、生地にたっぷりヨーグルトを入れました。さらにリンゴに含まれるポリフェノールは抗酸化作用があり、元気の過ごすために大事な栄養素です。
今回は栄養をあますところなく使うため、皮ごと生地に入れました。冬はリンゴの美味しい季節。ぜひ作ってみてくださいね」(松丸先生)
【材料:2人分】
・ヨーグルト(無糖) 200g
・薄力粉 125g
・バター 80g
・アーモンド粉 20g
・卵 1個
・りんご 1/3個
・ベーキングパウダー 1g
・砂糖 大さじ3
・サラダ油 20g
・粉砂糖 適量
【作り方】
①りんご1/3個を皮ごと角切りにする。バター80gは600Wの電子レンジで20秒加熱し、溶かしておく。
②大きめのボウルに①の溶かしたバターとヨーグルト(無糖)200g、薄力粉125g、アーモンド粉20g、卵1個、ベーキングパウダー1g、砂糖大さじ3、サラダ油20gを入れて、混ぜ合わせる。
③②の生地を焼き型かカップに入れ、上から①のりんごの角切りを載せる。180℃に予熱したオーブンで15分焼いたら完成。粗熱が取れたら型から外し、粉砂糖を適量ふる。
松丸先生のポイント!
全部一緒に混ぜるだけの簡単な焼き菓子です。ホットケーキミックスでも作れますが、その場合はベーキングパウダーはなしで作りましょう。
また、アーモンド粉は入れなくても作れますが、入れると一気にプロのような口当たりになります。アーモンド粉は冷凍庫で保存できるので、余っても保存しやすいのもポイント。「栄養チャージレシピ」1回目では、豚肉にアーモンド粉をまぶして焼きました。油分でしっとりするので、僕イチ押しの食材なのです。
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次回27回目は、2024年最後! 風邪気味の人へ向けた2品を紹介します。お楽しみに!撮影/松丸奨
松丸先生のレシピ連載は毎週月曜日と金曜日の朝更新。
松丸 奨
1983年千葉県生まれ。東京都文京区の小学校で管理栄養士として勤務。2013年、実際に提供されている給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」(第8回)で、男性栄養士として初の優勝を果たす。 フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)では、給食の監修・調理指導を担当。台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行なう。日本テレビ系「世界一受けたい授業」やTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」などメディア出演多数。 主な著書に『給食の謎 日本人の食生活の礎を探る』(幻冬舎新書) 、『給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士』(くもん出版) 、『日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)、『子どもがすくすく育つ 日本一の給食レシピ』(講談社) 。 公式ブログ『小学校栄養士 松丸奨のブログ』 Instagram @matsumaru.susumu Xアカウント @matsumarurecipe
1983年千葉県生まれ。東京都文京区の小学校で管理栄養士として勤務。2013年、実際に提供されている給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」(第8回)で、男性栄養士として初の優勝を果たす。 フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)では、給食の監修・調理指導を担当。台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行なう。日本テレビ系「世界一受けたい授業」やTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」などメディア出演多数。 主な著書に『給食の謎 日本人の食生活の礎を探る』(幻冬舎新書) 、『給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士』(くもん出版) 、『日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)、『子どもがすくすく育つ 日本一の給食レシピ』(講談社) 。 公式ブログ『小学校栄養士 松丸奨のブログ』 Instagram @matsumaru.susumu Xアカウント @matsumarurecipe