
──今、スーパーマーケットなどのお店に並んでいるのは、どんな味のものですか。
木下さん:
定番人気の「ぶどうあじ」、甘くておいしい「ソーダあじ」、棒付きキャンディのチュッパチャプスで作って食べる「ストロベリーヨーグルト味」などがあります。
保護者や大人のみなさんも楽しめる「大人のねるねるねるね りんごのカラメリゼ味」も人気ですよ。
コクのあるバターソースと、サクッとしたカラメリゼの食感が新鮮なおいしさです。ぜひご家族みなさんで楽しんでくださいね。
子どもたちの成長を応援する「知育菓子」
──「知育菓子」という言葉が気になります。子どもたちの発達のために、どのようなよさがあるのでしょう。
木下さん:
「知育菓子」は子どもの自信をはぐくむお菓子として、3つの価値を提供しています。
①個性を伸ばす
②失敗を楽しむ
③違いを尊重する
です。
もう少し詳しくお話ししましょう。

「知育菓子」のポイント ①「個性を伸ばす」
木下さん:
子どもの知的好奇心を刺激して、それぞれの「好き」を伸ばしていくお手伝いをします。
「ねるねるねるね」のパッケージの裏面に「ねるねるねるねのひみつ」というコラムがあり、色が変わる仕組みや膨らむ理由を記しています。

たとえば
・<色変わり>は、「ぶどうあじ」なら紫キャベツの色の成分が性質によって色が変化する仕組みを利用
・<ふくらみ>は、重曹とレモンの酸の反応で出た炭酸(あわ)が出る仕組み
などです。
これらを実際に試しながら食べることで、理科への興味を持つきっかけになることも期待しています。
「知育菓子」のポイント②「失敗を楽しむ」
木下さん:
「ねるねるねるね」のつくり方は、トレーの端についている小さな四角カップを切り離し、水の量を量って粉に加えます。
小さなお子さんにとって、トレーから四角カップを外したり、水を入れて運ぶといった動作は、少し難しいかもしれません。うまくいかないこともあるでしょう。
でも、一生懸命やってできたときの喜びは他には代えがたいものです。
そんな一つひとつの「小さなできた!」という達成感を大切にしています。
失敗を乗り越えたときには、笑顔が生まれます。
「ねるねるねるね」を始めとする知育菓子は、「小さなできた」の積み重ねのお菓子。
ぜひ楽しみつつ見守ってあげていただければと思います。