親子で楽しめる「ブロック」はどれ? 9歳男児が「レゴ」「ナノ」「100均ブロック」…で遊んだリアルな感想

王道ブランド、キャラクター、プチプラなど幅広く遊んだ感想をレビュー

コクリコサポートエディターズ:笹川 かおり

エニママライターの笹川かおりです。本記事では、9歳の長男とさまざまなブロックで一緒に遊んでみた感想を、「親子で一緒に遊んで楽しむ」観点からレポートしたいと思います。

長男との共通の趣味として、日ごろからブロックを楽しんでいる私。お子さまとのおうち時間を楽しく過ごすための情報として、参考にしていただけたら嬉しいです。

ブロックは、雨の日、家のなかでヒマを持て余しているときなどに、気軽に遊べるおもちゃのひとつ。無心になってブロックを組み立てる時間は、大人にとってもいいリフレッシュになりますよ。

ではさっそく、おすすめのブロックをご紹介していきたいと思います。

レゴブロック

誰もが知る王道ブランド、レゴブロック

対象年齢、難易度、テーマなど、種類がとにかく豊富で、親と子どものニーズを両方満たすブロックが必ず見つかると思います。

私と長男がふたりで遊ぶために購入するときは、レゴストアに足を運んであれこれ言い合いながら一緒に選ぶようにしています。

「お母さん、このお花のブロック好きなんじゃない? このプリンセスのブロックもかわいいよ」
「このブロックはつくり終わったらリビングに飾りたいね」

などと話しながらあれこれ迷う時間は本当に楽しく、ほっこりと幸せなひとときです。

これまでに実際に一緒に選んで遊んだのは、フレンズシリーズの『アリヤの部屋』とアイデアシリーズの『くまのプーさん(※)』。

我が家の場合は「ふたりで選んだからこそ」と思えるチョイスにうまく落ち着くことが多く、ママの私としては完成品への愛着もひとしおです。

長男が気に入った『アリヤの部屋』。ベッドが引き出せたり、引き出しが開いたりといったリアルなつくりが気に入ったそう。

レゴブロックは、組み立て説明書がとにかくわかりやすい! プロセスを細かく区切って説明してくれているので、ピース数が多くて難易度が高そうなものを選んでもつくりやすいんです。

1265ピースの『くまのプーさん』の組み立て説明書は、なんと160ページという厚さ。絵本のようにかわいいデザインです。

我が家は、長男が組み立てている間に私が次に使うピースを選び、長男が手詰まりしたときには私が手伝う……をひたすら繰り返す形式で遊んでいます。

くまのプーさんをつくったときはふたりで集中してしまい、気が付いたら日付が変わっていたこともありました!(反省)

※『くまのプーさん』の対象年齢は18歳以上です。子どもと遊ぶ際には、パーツの扱いなどにお気をつけください。また、公式サイトでは販売終了となっています。(2023年12月現在)

ナノブロック

商品名からイメージできるように、ピースの小ささが特徴のナノブロック。最小部品はなんと4×4×5mmという極小ぶりです。

ピースが小さいからか、対象年齢は高めの12歳~となっています。誤飲の恐れもありますので、じゅうぶん気をつけてください。

長男の手のひらの上で、レゴと比較してみました。サイズがこんなに違います。

長男と私の推しポイントは、なんといってもキャラクターもののラインナップの豊富さ! 我が家が購入したことがあるのは、サンリオキャラクターズ、ドラゴンボールZ、星のカービィシリーズの3つですが、ほかにも数えきれないほど、たくさんの人気キャラクターがそろっています。

画像右の2つ『ミニナノ』には、パッケージに記載されている6種類の中からランダムで1つ入っています。『ポチャッコ』と『ベジータ』が本命でしたが、引き当てたのは『ハンギョドン』と『武天老師(亀仙人)』でした。

好きなキャラクターがきっと見つかるはずなので、興味のある方はぜひおもちゃ屋さんや、ホームページの「CATALOG」をチェックしてみてくださいね。

CATALOG

ナノブロックはピースが小さいので、長男は組み立て作業に手間取ることもしばしば。

試行錯誤した結果、我が家の場合は「手順1は長男が組み立てて私がピースを探す、手順2は交代する」というように、適宜役割分担を変えることで気分よく遊べています。

100円ショップのブロック

100円ショップのブロックも種類が豊富なのをごぞんじですか? 100円とはとても思えない、ハイクオリティなブロックがたくさんそろっているんです。

特にダイソーには、プチブロックというオリジナルブランドまで! 私の近所のダイソーには、プチブロックが常に20種類以上そろっているという充実ぶりです。

動物、はたらくくるま、新幹線。子ども心をくすぐるデザインばかりで選ぶのも楽しい! 新幹線は連結もできるという芸の細かさです。

いくつか試してみましたが、ピースが小さく、組み立て説明書の読解も難易度高めな印象です。

「わからない~」とイライラする長男を見ると、つい私も「もっと粘り強くやってみなさいよ!」などと余計なことを言ってしまい……。ワイワイ楽しく遊ぶには、まだ少し難しく感じました。

私がおすすめする100均ブロックのブランドは、キッズブロックとブロックコレクション。私は近所のセリアで購入しています。

プチブロックよりも難易度が低くて気軽に取り組みやすく、そして何よりとにかく安価で買いやすいので、我が家ではそれぞれ好きなブロックを購入し、並んで一緒に「よ~いドン!」。どちらが早く組み立てられるか、競争して楽しんでいます。

100円ショップのブロックの完成品は子ども部屋にまとめて飾っていますが、数が多くて置ききれず、このとおりごちゃごちゃな状態になってしまっているのが目下の悩み……。

番外編:クリスタルパズル

商品名もピースの形状も「パズル」、しかしとてもブロックに近い遊び心地のクリスタルパズルを、最後にオマケとしてご紹介させていただきます。

一般的なパズルの仕上がりは平面的ですが、クリスタルパズルの完成品はなんと3Dなんです!

透明の立体型パズルピースを組み立て説明書どおりに組み立てていくと、このとおり。

『すみっコぐらし・とかげ&にせつむり』を組み立てました。まるで人形のような、再現度の高いパズルの完成品ができあがります。日の光に透かすと、このようにキラキラきれい。©2021 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.

クリスタルパズルは、組み立て説明書を読み解くのが子どもにとっては少し難しいようです。大人がフォローしながら、一緒に組み立てるのがおすすめです。

気に入ったものをまずは1つ、一緒に組み立ててみて

私たち親子が特に楽しめたブロックをピックアップしてご紹介しましたが、どのブロックを気に入るかは本当に人それぞれだと思います。現に私の友人の息子さんの場合、知育ブロックのLaQ(ラキュー)一択なのだそうです。

おすすめの遊び方についても、お子さんがブロックで遊び慣れているかどうかで変わってくると思います。

繰り返しになりますが、ブロックを組み立てる時間だけでなく、あれこれとおしゃべりしながら選ぶ時間も本当に楽しいもの。気になったブロックをまずは1つ購入し、ぜひ親子で一緒に遊んでみてくださいね。

▼本記事で紹介したブロック・パズルについて詳しく知りたい方はこちら
レゴ®ブロック
https://www.lego.com/ja-jp

ナノブロック
https://www.kawada-toys.com/brand/nanoblock/

プチブロック
https://jp.daisonet.com/collections/party0226

クリスタルパズル
https://www.be-en.co.jp/products/list?category_id=401



※写真はすべて撮影:笹川かおり

ささがわ かおり

笹川 かおり

Kaori Sasagawa
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。

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