三角&四角のシャボン玉をつくろう! 理系脳が育つ「自由研究」
100均素材で1日でできる【おそとで実験教室】理系脳が育つあそび方を専門家が解説
2021.08.28
多くのちびっ子が実験にいそしむ日本の夏。お庭やベランダで手軽にできる屋外実験をご紹介しましょう。実際にさわって、動かして、自分の目で見る経験は、理科教育の基礎になります。現役理科教諭の齋藤実先生に、幼児にもわかる「科学の見方」も解説してもらったので、小中学生のお兄さん・お姉さんの自由研究にもおすすめです。
※必ず大人がいっしょに実験しましょう。ハサミやカッターなどでのケガ、誤飲事故にも注意が必要です。
今回のテーマ
「表面張力」
丸いだけがシャボン玉じゃない! 多面体シャボン玉をつくろう!
【必要なもの】
モール たくさん
シャボン液
グラニュー糖50g
水100cc+300cc
台所用中性洗剤40cc
洗濯のり100cc
容器(シャボン液を入れておくために)
【つくり方】
(1)モールで形をつくる
モールを折ったりねじったりしながら、立方体や三角すいをつくりましょう。器の中のシャボン液にしっかりひたせれば、大きさは自由です。適当な角に「もち手」になるモールもねじりつけます。
(2)シャボン液の材料をまぜる
まず、分量のグラニュー糖を水100ccとよくまぜてから、洗剤と洗濯のり、残りの水300ccの順に加えます。洗剤を入れてからは、なるべく泡立てないように静かにまぜます。グラニュー糖と洗濯のりを入れることで、われにくいシャボン玉液になります。
*砂糖が入っているので、アリなどの虫がよってきます。屋外で保存するなら、密閉容器に入れてしっかりふたをしておきましょう。
(3)シャボン液にひたして引き上げる
モールでつくった立体を、深めの器に入れたシャボン液にひたして、そうっと引き上げて観察しましょう。
いろんな形を見てみよう!
【結果発表!】
・シャボン液に二度づけすると、空気が中に入って、四角や三角のシャボン玉ができました。