城 桧吏・新垣結衣らが秘話明かす 「ゴーストブック おばけずかん」試写会レポート
新垣結衣がもらした「本音」? 城 桧吏らに流行った懐かしの「モノ」とは
2022.07.16
編集者・ライター:山口 真央
2022年6月27日、都内で映画「ゴーストブック おばけずかん」の完成披露試写会が行われました!
舞台挨拶に登場したのは、主演の城 桧吏(じょう かいり)さん、柴崎楓雅(しばざきふうが)さん、サニーマックレンドンさん、吉村文香(よしむらあやか)さん。そして先生役の新垣結衣さん、異世界へと導く店主役の神木隆之介さん、映画を手がけた山崎貴監督が登壇されました。
緊張しつつもワクワクがとまらない子どもたちと、4人を温かく見守る新垣さん、神木さん、山崎監督の様子を、特別レポートします!
星野源さんの歌をBGMに ノリノリのおばけポーズで登場!
舞台挨拶は、星野源さんの主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」のポップなリズムとともにスタートしました。
真っ暗な舞台に現れたのは、ノリノリでおばけポーズを披露する、キャストと山崎監督。子どもたちの表情には、少し照れ臭そうな様子もみられます。
舞台が明るくなったところで、順番に中央のランウェイを歩き、会場の中心で決めポーズ。
渾身のポーズを披露した山崎監督は「なかなかハードルの高い舞台挨拶だ」と嬉しそうに話します。
「クランクアップしてから1年ぐらいが経ち、ようやく皆さんに観てもらえるので、ドキドキしていますけど、楽しみです。僕はエゴサが大好きなんで、感想などSNSにあげていただければ絶対に読みます!」と笑顔を見せました。
また、映画を手がけることになったきっかけを尋ねられると「デビュー作『ジュブナイル』から20年ほど経ち、久々に子どもたちを主役にした映画を撮りたいと考えていた」と話す山崎監督。
「そんな時に、たまたま今回のお話をいただきまして。さっそく主役の4人をオーディションで探したところ、(城さんたちを手で示し)この『運命の4人』に出会えたので、これはいけるなと手応えを感じました」
城さんがトークをまわす!? 無茶振りにも頼もしく対応
山崎監督から「運命の4人」と言われた、主役の4人。すると突然、司会者から「城くん、いつも話しているみたいに、トークを回してみて!」と、またもやハードルの高いお願いが!
そんな無茶振りに、城 桧吏さんは緊張しつつも「こんな大きな場での舞台挨拶は初めてですね」と話しはじめました。
現場での思い出について「ホテルの前に海があって、そこで子どもたち4人と、山崎監督で水切り(水面に石を投げて跳ねさせる遊び)をしました。楽しかったので、印象に残っています」と話す城さん。子どもたちのなかでは一番の年長者で、頼もしい存在です。
「桧吏くんが好きなものが、みんなの間で流行りはじめたんだよ」と話すのは、柴崎楓雅さん。
「桧吏くんがハマっていたルービックキューブを、サニーと文香ちゃんと僕も買って、やり方を教わったよね。結局、桧吏くんには1回も勝てなかったけど(笑)」
ドラマ「テセウスの船」をはじめ、難しい役柄を巧みに演じてきた柴崎さん。同じ事務所でもある城さんとは親しいようです。
柴崎さんの隣にいたサニーマックレンドンさんは「僕も桧吏くんから教えてもらったけど、なかなかうまくできなかった」と、少し残念そう。
「ルービックキューブの色を一回もそろえられなくて、今は家に放置しちゃってます」とサニーさんが告白すると、会場には笑いが起こりました。
吉村文香さんは「撮影の合間に、新垣さんに勉強を教えてもらえて嬉しかった」と話します。
「テスト前だったので、撮影現場で勉強していた時に、男の子たちに質問しても『わからない』と逃げられてしまって。新垣さんに頼んだら、一緒に考えてくれました!」
それを受けて新垣さんは「私も全然わからなくて。でも、できないって拒否するのもな……と思って、ネットで一生懸命調べました」と苦笑い。
城さんも「新垣さんは、本当の先生みたいでした。明るくて優しい方で。僕のギャグにも新垣さんだけ笑ってくれました」と話すと、新垣さんは「桧吏のギャグ、最高だったよ」と微笑み、共演者同士の仲の良さをみせました。