100均素材ラッピング 「基本の合わせ包み」で贈り物が楽しくなる!
ラッピング講師・おぐえしずかさんの「100均素材ラッピング」#3<上級編>合わせ包みとリボンの結び方
2021.12.23
ラッピング講師:おぐえ しずか
箱ものを包むときに覚えておきたい 基本の「合わせ包み」の包み方
「合わせ包み」は、別名“キャラメル包み”とも呼ばれる、箱を包むときの基本のラッピング方法です。
インターネットで購入したプレゼントを自分でラッピングしなければならないときや、箱を包みたいけど包装紙が少ないときなど、覚えておくととても重宝しますよ。
【用意するもの】
・箱
・包装紙
・のりもしくは両面テープ(※セロハンテープでもOK)
【包み方】
①箱の裏側を上にして包装紙の中央に置き、箱に合う大きさの紙か確認する。
【ポイント】
包装紙の横の長さは、箱の1周+3cm、縦の長さは、箱の縦の長さ+(2/3✕2)になるように選ぶと上手くいきます。紙が大きい場合はカットしてください。
②右側の紙の端を1〜2㎝折る(化粧折り)。
【ポイント】
化粧折りをすることで、仕上がりをキレイに見せることができます。
③合わせ目が真ん中に来るように、左から紙を箱に沿わせるようにしながら包み、紙がたるまないように、押さえながら合わせ目をのりで貼る。
【ポイント】
貼るときに使うのは、のりでも両面テープでもセロテープでもOK。
のりや両面テープだとキレイに仕上がります。また、慶事の場合は右側が上に来るように、弔事の場合は左側が上に来るように包むのがマナーです。
④箱に沿わせるようにして、上面、側面の順に紙を折る。最後に下側の紙の端1cmくらいのところを折り、のりなどで貼ったら完成!
【完成!】
「合わせ包みは、角度を意識するとキレイに仕上がります」と、おぐえさん。
側面に沿わせるときの箱と、紙の角度は90℃になるように。さらに、側面を折り返したときの角度は45℃になるように、折り目をしっかりとつけて、箱と包装紙の縦横がずれないように意識しましょう。
実はおぐえさん、学生時代から数学が得意。水平、垂直、平行など、角度を意識するラッピングに、“数学脳”が役に立っているとのことです。