100均素材ラッピング 「基本の合わせ包み」で贈り物が楽しくなる!

ラッピング講師・おぐえしずかさんの「100均素材ラッピング」#3<上級編>合わせ包みとリボンの結び方

ラッピング講師:おぐえ しずか

ひと手間をかけて「映える」毛糸&リボンラッピング

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続いて、もらった人は感動すること間違いなしの、毛糸&リボンを使ったラッピング2種類をご紹介します。

撮影:森﨑一寿美

①リボンの代わりになる毛糸のポンポンを作る。指にくるくると毛糸を巻いて束を作り、真ん中をきつく結ぶ。

【ポイント】

結んだ毛糸の先を箱に巻いてリボンにするので、毛糸は長めに取っておきましょう。

撮影:森﨑一寿美

③両側の輪をはさみでカットして丸く形を整える。

【ポイント】
指に巻きつける毛糸の量を多くすると、ボリュームのあるポンポンができます。

撮影:森﨑一寿美

④ポンポンを結んだ毛糸の先を、4~5回箱に巻きつける。箱の上にポンポンが来るように調整して結び、固定したら完成!

リボン飾り「ポンポンボウ」のラッピング

次は、リボンを重ねて、花びらのように見立てた華やかなリボン飾り「ポンポンボウ」の作り方とラッピングをご紹介します。

【用意するもの】

撮影:森﨑一寿美

・箱
・包装紙 
・リボン
・はさみ

【作り方】

撮影:森﨑一寿美

①リボンを5~6回指に巻きつけて束を作る。(使うリボンは大体120cmくらい)

【ポイント】
ポンポンボウを作るのに使うリボンは120cm前後。箱に巻きつけるリボンも同じくらいの長さが必要にになるので、はじめに120cm程度のリボンを2本用意しましょう。
100均の場合は長さのあるリボンが少ないので、違う種類のリボンを2本使っても。

撮影:森﨑一寿美
撮影:森﨑一寿美

②リボンの折り目の両端を三角にカットする。反対側も同様にカット。

撮影:森﨑一寿美

③リボンの束をずらして、②でカットした部分を合わせる。真ん中に切り込みが入っている形になる。

撮影:森﨑一寿美

④もう一本のリボンで切り込み部分を結ぶ。端から蝶結びをする半分の長さをとっておく。

撮影:森﨑一寿美

⑤リボンの結んだ部分を1枚ずつスライドさせて引き出し、花びらのようにちらしていく。

【ポイント】
リボンは内側から引き出し、根元をひねって立ち上げるように広げていくと花びらのようにふんわりと仕上がります。

撮影:森﨑一寿美

⑥箱の上にお好みの包装紙(今回はスクエアの箱なので折り紙を使用)をのせる。上からポンポンボウのついたリボンを十字がけに結んだら完成!

【完成!】

ポンポンボウがあれば、包装紙で包まなくてもこんなに華やかなラッピングに!  撮影:森﨑一寿美

「ハートやピンクのモチーフを使えば、バレンタインシーズンにもピッタリ! 

100均で手に入る針金でポンポンボウを作り、両面テープで箱に貼りつけるだけでもかわいいですよ。

ぜひやってみてくださいね!」(おぐえさん)

100均の素材だけでおしゃれに見える、簡単なラッピングテクニック。

覚えおくと、イベント時などはもちろんのこと、日常のちょっとした時に役に立ちますよ。

お子さんと一緒にかわいいラッピング素材選びも併せて楽しんでみてくださいね。

取材・文/石本真樹

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おぐえ しずか

ラッピング講師

(一社)全日本ギフト用品協会認定校常任講師。ラッピング講師歴12年。 ラッピング講座の他、水引講座なども開催。日本のラッピング技術を世界に広めるべく「Wrapper(ラッパー)包み人おぐえしずか」として活動中。 https://iworkindependently.info/

(一社)全日本ギフト用品協会認定校常任講師。ラッピング講師歴12年。 ラッピング講座の他、水引講座なども開催。日本のラッピング技術を世界に広めるべく「Wrapper(ラッパー)包み人おぐえしずか」として活動中。 https://iworkindependently.info/