共働き家庭は先手必勝!「学童もう飽きた」恐怖の夏休みを学びに変えるヒント

【サマーキャンプ、民間学童、工場見学】

民間学童「こどもクリエ塾」代表:遠藤 奈央子

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共働き家庭にとって、「恐怖の夏休み」とも呼ばれる夏休みがあっという間に近づいてきましたね。公立学童に子どもを預ける場合は、朝食夕食の準備に加え、お弁当作りが始まります。

また学童に通うとしても、「学校より狭くて騒がしい」「毎日同じ友達とばかりでもう飽きた」など、行き渋るようになることも。自宅で留守番をさせるにも、低学年は不安もあります。

そこで『「自分でできる子」に育つ放課後時間の過ごし方』(講談社刊)の著者でもある遠藤奈央子さんに、共働き家庭におすすめの夏休みの過ごし方を教えてもらいました。

※2025年5月時点での情報。利用を検討する場合は各施設に改めて確認してください。

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成長の夏に変える「3つの過ごし方」

夏休みを少しでも有意義に過ごすポイントとして、紹介するのは以下の3つです。臨機応変に活用して、忙しい共働き家庭でも有意義な夏休みにしましょう。

人気の施設はすぐに予約が埋まってしまうので、5月下旬くらいから早めに計画を立てて、受け付け開始後すぐの予約がおすすめです。

小学生一人でも参加できるサマーキャンプ

締め切りが早く、いずれも人気が高いのが子どもだけで参加できるサマーキャンプ。夏休みに子どもたちが親元を離れて過ごす、体験型の野外学習です。
親元を離れるといっても、日帰りから数泊のもの、オールイングリッシュ、プチ留学体験など、内容もさまざま。興味がある場合は早くから検討しましょう。

・KBCサマーキャンプ

東急グループ・東急キッズベースキャンプが運営するサマーキャンプ。毎年約1000人が参加。2024年は22施設で実施している。

・東京YMCA サマーキャンプ

自然体験を通じて自立心や協調性を育むプログラム。初めての参加でも安心のサポート体制が整っている。2025年の募集は6月からの予定。

・そらまめキッズアドベンチャー

関東発着の自然体験ツアーを多数開催。スタッフが行き帰りをサポートし、一人参加でも安心。

・大阪市青少年活動協会 あいすおおさか

信太山でのサマーキャンプを開催。プール遊びや夏祭りなど、低学年向けのプログラムが充実。

・名古屋YMCA サマーキャンプ

「はじめてキャンプ」など、初心者向けのプログラムを提供。

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インターナショナルスクール・サマーキャンプも注目

インターナショナルスクールや私立小で、夏休みが早く始まる小学生、また夏休みは英語漬けの1週間を挑戦させたい小学生向けは、以下のようなサマーキャンプも検討してみては。

・ASIJ(アメリカンスクール・イン・ジャパン)サマーキャンプ

英語環境での多彩なアクティビティを提供。インターナショナルな雰囲気の中で、子どもたちの好奇心を刺激。

・アオバジャパン・インターナショナルスクール サマースクール

こちらは名称がサマースクールだが体験型学習でデイキャンプの要素が強いため、サマーキャンプとして紹介。英語を学ぶカリキュラムと、午後の英語での会話を求められる環境の中で、さまざまなプログラムが用意されている。

・インターナショナル・アフタースクール コトリバ駒沢校

ネイティブによる活きた英会話環境や「英語×理科実験」「英語×プログラミング」など最先端のSTEAM教育のレッスンが受けられる。2025年度はサマースクールとサマーキャンプを開催予定。

・東京インターナショナルキンダーガーデン/アフタースクール 海外サマープログラム

在校生のみを対象としており渡航先はイギリス、アメリカ、マレーシア、ニュージーランド。今年は無理な場合も来年を視野にチェックを。

夏休み限定でも利用できる「民間学童」の一手

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