寝心地最高「ハイエースホテル」 サーファー家族の子連れ車中泊!

海へ 山へ キャンプにも最適な車中泊仕様 快適な理由は広いベッドスペースにあり!

コクリコサポートエディターズ:垣内 千夏

こんなに長い車体ですが、5人乗りです。

7歳の息子と5歳の娘を育てるエニママライターの垣内千夏です。

今回は、快適な車中泊ができる、我が家自慢の『ハイエースホテル』を紹介します。

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夫婦共通の趣味がサーフィンである我が家の愛車は、サーフボードを積めるハイエースです。車内は、車中泊仕様にカスタマイズしています。

快適な車中泊ができることから我が家では『ハイエースホテル』と呼び、家族で車中泊を楽しんでいます。「今日はハイエースホテルに泊まるよ」と伝えると、子どもたちは大喜び! そんなハイエースホテルの魅力をお伝えします。

ハイエースってどんな車? 車中泊できるの?

荷物もたくさん積めて、洗濯物も干せちゃう。本当にホテルみたい!

ハイエースとは、トヨタ自動車が製造・販売しているワンボックスタイプの車です。

ハイエースは商用車として配送業や建設業、福祉業などさまざまな業界で活躍しているため、街でもよく見かけるかと思います。救急車のベースもハイエースなんですよ!

バン、ワゴン、コミューターと3種類ありますが、我が家は荷物を運ぶことを目的としたバンタイプ。最大の特徴は、荷室の広さです。車体の約半分が荷室といったイメージです。

この荷室を、車中泊仕様にしたり釣り仕様にしたりとアレンジできることから、最近は自家用車としての人気が高まっているようです。

サーファーにも人気があり、海でもハイエースをよく見かけます。

夫婦の趣味はサーフィン! このハイエースで毎週のように海へ出かけています。

家族4人が寝られるベッドスペース

我が家のハイエースは、荷室を車中泊仕様にカスタマイズしています。

カスタマイズといっても、市販のベッドキットを購入してセットしただけのシンプルなもの。

ベッドキットの上に敷布団を敷けば、寝心地最高なハイエースホテルが完成します。

パネルタイプのベッドキットなので、簡単に取り外しが可能です。

寝るときは、リアシート(後部座席)を前倒しにして、ベッドスペースを拡張します。

このベッドスペースが、ハイエースホテルの最大の魅力ポイント! 大人ふたりと子どもふたり(7歳&5歳)が余裕で寝られます。

リアシート(後部座席)を前倒しにした状態。全長は約230cmあるため、高身長の人でも足を伸ばして寝られます。
身長125cmの息子は横向きでも寝られます。

ベッドスペースの広さだけでなく、車中泊らしからぬ寝心地のよさも、ハイエースホテルの魅力です。

昨年まではテント用のマットレスを使用していたのですが、起きると腰や背中が痛くなることがしばしば……。その悩みを解決すべく、今年香川県の寝具メーカー『ふとんファクトリー』にて、車中泊専用敷布団を購入しました。

車中泊専用敷ふとん「ふとんファクトリー」

車種専用設計の敷布団なので、ハイエースホテルのベッドスペースにもジャストフィット。変な隙間も段差もなくなり、寝心地のよさはグレードアップしました。

厚みがしっかりあり、腰や背中が痛いなんてこともありません。

ふかふかな布団に子どもたちも大喜び! 端から端までゴロゴロと転がっていました。

息子も娘も、車中泊デビューは0歳です。おむつ替え、食事、ハイハイ、つかまり立ち、お昼寝……と、なんでもできるこの広いスペースは子育て中のママにも強い味方です。

現在7歳になる息子は車中泊歴7年目です(写真は1歳のころ)。

ベッド下は荷物スペース

広いベッドスペースの下は、大容量の荷物スペースです。たくさんの荷物を積めることは、サーファーだけでなく、ファミリーにとっても魅力ポイントです。

2mほどあるサーフボード2~3枚も余裕で積めます。

さらに、子どもの砂場道具やラジコン、スケボー、ガスコンロ、アウトドアチェア、テント、水タンク……邪魔になりがちな長い虫取り網も積んでいます。

車中泊時はベッドスペース上にある荷物もこの荷物スペースへ移動することで、広い空間を確保できます。

唯一のデメリットといえば、奥行きがありすぎて奥に入れたものを取り出すのが大変なことぐらいです。

上段はスッキリ、下段はギュウギュウ。

ハイエースホテルでの車中泊は最高!

ハイエースホテルは、我が家にとって家族のコミュニケーションの場です。自宅では各自ベッドで寝ている子どもたちと横並びで寝ることは、私にとって楽しみのひとつでもあります。

息子になぜハイエースホテルが好きなのかを聞いてみたところ、「楽しいから!」という回答でした。豪華な食事も気の利いたおもてなしもありませんが、ハイエースホテルでの車中泊をシンプルに楽しんでくれているようです。

快適な車中泊ができることに加え、災害時には一時的な避難スペースとしても活用できることも、ハイエースのメリットだと思います。

ハイエースホテルを試してみたい方は、まず車中泊仕様のレンタカーを利用してみるのもおすすめです。

子どもが成長するにつれ、「ハイエースホテルはイヤ」なんて言われる日が来るかもしれません。喜んでくれるうちは、家族でハイエースホテルでの車中泊を楽しみたいと思います。

我が家がこのハイエースホテルでどんな車中泊をしているか、快適に過ごすためのコツやマストアイテム、車中泊ならではの楽しみなどは、次回記事でご紹介したいと思います。

※記事内写真はすべて撮影:(垣内千夏)

かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

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