夏休み「子どもダラダラ」「親イライラ」は「親子で朝散歩」で解消された! メリハリある生活をするテクニック

朝から日差しを浴びて、気持ちのいい一日をスタート!

垣内 千夏

8歳の息子と6歳の娘を育てる、エニママライターの垣内千夏です。

去年の夏休み、毎日ダラダラ過ごす子どもたちの姿にイライラしてしまった私は、『朝散歩』の習慣を取り入れました。

今回は、朝散歩で感じたメリットを紹介します。

AnyMaMa(エニママ):ママのはたらき方や選択肢を広げるための支援サービス

子どもが楽しみにしている夏休み。

毎日ダラダラと過ごす子どもたちの姿にイライラしたり、運動不足が気になりモヤモヤしたり……、私にとっては試練の夏休みです。

そんな状況を打破するため、習慣化したのが朝散歩です。

規則正しい生活でイライラを解消

我が子は早起きなので、毎朝6時ごろに起床します。とはいえ、寝室からリビングに移動して、ダラダラゴロゴロ(起きたというより、寝る場所を変えただけ)。

清々しい朝のはずが、その姿にげんなりすること数日……。「これではいかん!」と思い、ダラダラ習慣を阻止すべく、朝起きたら子どもたちと散歩をしてみることにしました。

朝起きたらトイレに行き、コップ1杯のお茶を飲んだら、何も考えずに出発。

子どもとおしゃべりをしながら、近所を散歩します。歩いているうちに、寝起きでぼーっとしていた頭も、次第に目覚めはじめます。

日中よりは涼しいとはいえ、朝6時台でも気温は高い! 汗をたくさんかくので、水筒とタオルは必須です。

15~30分程度散歩をしたら、帰ってシャワーを浴びて、着替えてスッキリ。朝ごはんをしっかり食べてから、夏休みの宿題に取り組みます。朝散歩で体が目覚めているせいか、活動モードのスイッチが入り、効率的に動けている気がします。

午前中を有意義に過ごせたら、午後は少しくらいダラダラしてもOK! とも思えるようになりました。心のゆとり、大事ですよね(笑)。

朝から気温は高いですが、日陰が多いので歩きやすい!

運動不足のモヤモヤを解消

夏休みといえばおでかけ! と言いたいところですが、猛暑日が続き、昼間は出かけたくても出かけづらい状況です。どうしても涼しい部屋で過ごす時間が長くなり、子どもたちの運動不足にモヤモヤしていました。

15~30分程度の朝散歩とはいえ、立派な運動。運動不足にも効果があります。

朝散歩の途中で公園に寄って、遊ぶ日もあります。夏場の公園は、強い陽射しで遊具が高温になり、やけどをする恐れがありますが、朝ならまだ遊具も高温にはなっていません。早朝から公園で遊んでいる人はおらず、ほぼ貸し切り状態。すべり台も滑り放題です。

夏休みの宿題に「なわとびを練習する」があったので、朝散歩のついでに取り組んでいます。

まだ宿題のない娘も一緒に、なわとびの練習。

どこにも連れていってあげられていない罪悪感を解消

私は、在宅で仕事をしています。そのため、夏休みだからといってどこか遠出をする時間をつくるのが難しく、一緒にいるのに「どこにも連れていってあげられていない」という罪悪感を抱いています……。

ですが、毎日親子で朝散歩にいき、外にいる時間を共有することで、そんな罪悪感からも少し解放されています。

たかが散歩、されど散歩です。

歩くコースは決めずに、普段は通らない道をあえて歩いてみたり、子どもたちに「どっちに曲がる?」と決めてもらったりすると、探検気分で散歩を楽しめます(とんでもない遠回りになることも……)。

いつも自転車で通りすぎている道も、ゆっくり歩いてみると意外な発見がたくさん。「こんなところに蟬の抜け殻があるよ!」「このお花はなんていう名前だろう?」など、親子での会話も自然と弾みます。遠くへ出かけるのもよいですが、近所でも十分です!

揺れる細い枝先にセミの抜け殻発見。こんな不安定なところで羽化するなんて、大変だったはず!
これは何だかわかりますか!? ……答えは「無花果(いちじく)」です!

朝散歩は三文の徳!

朝散歩のおかげで、メリハリのある夏休みが送れます。生活リズムが大きく崩れることもなく、新学期のスタートもスムーズでした。

私が勝手に取り入れた朝散歩習慣に、子どもたちは嫌がるかなぁと心配していましたが、続けるうちに、朝起きたら「早く朝散歩いくよー!」と声をかけてくれるようになりました。

特別な道具も必要なく、お金もかからない散歩は、子どもだけでなく、ママパパにとってもよい習慣だと思います。朝起きるのがのんびりなお子さんは、夕方散歩を習慣化するのもよいかもしれません。

ぜひ、散歩習慣を取り入れ、長い長い夏休みを健康的に乗りきりましょう!

※記事内写真はすべて撮影:(垣内千夏)

かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

コクリコサポートエディターズ

Cocreco Support Editors
編集者・ライター

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/