

小3息子と小1娘を育てる、エニママライターの垣内です。
小学校入学の1年以上前から始まると言われている「ラン活(ランドセル活動)」。私の娘もご多分に漏れず、小学校入学のちょうど1年前からラン活を始めたところ、親子の意見が食い違い、思わぬ展開に。我が家のラン活のありのままをお話しします。
目次
近年、よく耳にする「ラン活」。
私の子ども時代は、ランドセルといえば赤か黒の2択でしたが、今やランドセルは色もデザイン、機能性も豊富。選べる楽しさはあるものの、選択肢が多く、どのランドセルにするか、親子間で意見がすれ違うことも多いのではないでしょうか。
これまで娘と意見が対立することが少なかった我が家も、ラン活では私と娘で意見がわかれました。
水色にしたい娘vs.茶色にしてほしいママ
2024年4月に年長になったばかりの娘は『アナと雪の女王』のエルサが大好きで、好きな色はもちろん水色。
ラン活を控え、「ランドセルは何色がいい?」と聞いてみたところ、娘は「水色!」と即答しました(ですよね)。
そんな娘に対し、私が娘に背負ってほしいランドセルの色は茶色。娘に「なんで茶色がいいの?」と聞かれ、胸に手を当てて考えてみました。
長く使える色がいい……飽きのこない色のほうがいい……と、いろいろ理由は思い浮かびましたが、結局は「(私が)おしゃれだと思うから」という気持ちが強い自分に気づきました。
いざランドセル展示会へ! 娘の気持ちは動くのか!?
何色にするかの結論はでないまま、義父が予約してくれたランドセルの展示会へ行きました。
時期は5月の中旬。ラン活のピークは4月~5月ということもあり、ランドセル展示会場はたくさんの家族連れで賑わっていました。
我が家が訪れたのは「鞄工房山本 奈良本店」。カラフルなランドセルがずらりと並ぶ展示会の様子に、娘の眼はキラキラに!
鞄工房山本 奈良本店
https://www.kabankobo.com/introduction/nara/
スタッフの方が「いろいろ背負ってみてください」と声をかけてくださったので、たくさんのランドセルを背負わせていただきました。
最初に背負ってみたのは、やはり水色!

そのあとは、定番の赤色をはじめ、白やベージュ、紫色、茶、紺……。あれこれ背負っては「これもかわいいー!」と鏡の前でポーズをとる娘の姿が微笑ましかったです。

茶色一択だった私も、いざカラフルなランドセルを目の前にすると心が揺れました。「こんなにかわいい色もあるんだ!」と少し迷いはしたものの、やっぱり「茶色がすてきだな」と思ってしまうのが、本音でした。
娘も、目移りしてしまってなかなか決められない様子。そんな娘に対し、私は心のなかで「茶色にしてくれ~!」と念じながら、「茶色のランドセルなら水色の服にも似合うね!」「6年生のお姉さんになっても似合いそうだね!」と、茶色の魅力を猛アピールしました。
