エディオンピースウイング広島で子連れサッカー観戦! 子連れ観戦の注意点も教えます

スタジアム全体を使った光と音楽と映像の演出に大興奮 

コクリコサポートエディターズ:垣内 千夏

©2024 S.FC
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6歳の娘と8歳の息子を育てるエニママライターの垣内千夏です。

今回は、エディオンピースウイング広島で子連れサッカー観戦をした体験談をシェアします。

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2024年5月15日(水)、エディオンピースウイング広島で開催されたサンフレッチェ広島vs.鹿島アントラーズ戦を、子どもたちと観戦してきました!

この日は、エディオンピースウイング広島で行う男子チームの試合としては初めてとなるナイトゲームということもあり、全員参加型のシン・ナイトスポーツエンターテインメント『超熱狂NIGHT FES』として、キックオフ前とハーフタイムに光と音の大迫力な演出がありました。

はじめてのサッカー観戦と迫力ある演出に、子どもたちが大興奮だった様子をレポートします。

※『超熱狂NIGHT FES』シリーズは、エディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグの試合のうち、8試合で開催されているイベントです。2024年8月は11日(日・祝)、25日(日)、31日(土)の3試合で開催が予定されています。今後同様のイベントが実施されるかは未定です。(2024年7月現在)

エディオンピースウイング広島

いざ会場へ!

子連れスポーツ観戦で気になるのが、お天気です。

当日の天気予報は、くもり時々晴れ。エディオンピースウイング広島は、全席屋根付きですが、子連れでのお出かけは雨が降らないに越したことはありません!

気温も最高気温24℃、最低気温は12℃と、暑くもなく寒くもない気温。とはいえ、帰りは夜になるため、念のため、薄手の羽織りものを持参することにしました。

キックオフは19時予定だったので少し早めに家を出て、18時ごろ、スタジアムの最寄り駅である広島電鉄「原爆ドーム前」電停に到着しました。

電停からスタジアムまでは徒歩約10分です。サンフレッチェ広島のユニフォームを着用した人々が続々とスタジアムを目指して歩いている光景をみた息子は、「ここにいる人、全員サンフレッチェのファンだね!」と、ワクワクしていました。

グッズを買うため、まずはスタジアム内の『ピースウイングオフィシャルストア』へ。すでに長い列ができていましたが、思いのほかスムーズに入場でき、無事タオルマフラーをゲットできました。娘たっての希望で、かわいいサンチェ&フレッチェの柄にしました!

息子がかぶっているサンフレッチェ広島オリジナルキャップは、小学校から配付されたものです。  写真:垣内千夏

ピッチが近い会場に大興奮

購入したタオルを早速首にかけて入場し、座席へ向かいました。

私たちの座席は、メインスタンド2層目、西516ブロック13列01番~03番。

事前にネットで座席を確認し、後方かつ端の席であることは確認済み。「ピッチが遠くて、見えないかもなぁ」と覚悟していましたが、その心配は杞憂でした。

なぜなら、後ろの席なのに、ピッチがしっかり見えるからです!

後方の座席で、この景色。会場全体を見わたせて臨場感たっぷり!  写真:垣内千夏
入場時に配布された「光るブレスレット」を装着。何に使うのかな?  写真:垣内千夏

キックオフ前から大盛り上がり

試合がはじまる前にスタジアム内を探検していたら、急に照明が暗くなり……。何がはじまるかと思ったら、『超熱狂OPENING SHOW』でした。

光と音と映像を使った迫力ある演出に、子どもたちはびっくり! ピッチに釘付けになっていました。

今からここでサッカーがはじまるとは思えない!  写真:垣内千夏
『超熱狂OPENING SHOW』が終わってからも、しばらくピッチを見つめる息子と娘。  写真:垣内千夏

前半戦がスタート

19時3分、前半戦がはじまりました!

開始数分で、鹿島アントラーズに先制点を決められてしまいましたが、観戦席にはチャントが響きわたり、終始熱い雰囲気です。はじめてサッカー観戦をする息子ですが、聞こえてくるチャントを耳でコピーしながら、すぐに会場に馴染んでいました。

タオルをブンブン回して、一生懸命応援する息子。  写真:垣内千夏

ハーフタイムはDJタイム

前半戦が終わってハーフタイムになると、再び会場が暗くなり、『DJサンチェタイム』がはじまりました。

サングラスをかけたDJサンチェが大型ビジョンに! ©2024 S.FC

スタジアムが紫に染まり、幻想的な空間に! サッカー観戦でこんな光景が見られるなんて、想定外でした!

サンフレッチェ広島のチャントをリミックスした音楽と、盛り上げ上手なDJサンチェのおかげで、息子だけでなく娘もノリノリで楽しんでいました。

入場時にもらった光るブレスレットの出番だ!  写真:垣内千夏

いよいよ後半戦へ

迫力満点なハーフタイムの興奮冷めやらぬまま、後半戦がスタート。

マルコス ジュニオール選手のシュートが決まり、サンフレッチェ広島に待望の1点が入りました!

ゴールを決めたマルコス ジュニオール選手。 ©2024 S.FC

観戦初心者の私たち親子は、選手を把握できていないため、スマホで選手の名前を確認しながら観戦しています。やはり、選手の顔と名前がわかると、応援にも力が入りますね!

スポーツ選手は顔で選ぶ派の6歳娘が推しに選んだのは、ミッドフィルダーの東俊希(ひがし しゅんき)選手。

ゴールキーパーの大迫敬介(おおさこ けいすけ)選手とミッドフィルダーの川村拓夢(かわむら たくむ)選手は、6月11日、エディオンピースウイング広島で行われたFIFAワールドカップ26アジア2次予選(vs.シリア代表)の日本代表メンバーとしても活躍していました!

娘の推し、東俊希選手。 ©2024 S.FC
サンフレッチェ広島の守護神、大迫敬介選手。 ©2024 S.FC

子連れ観戦の注意点

エディオンピースウイング広島は屋内スタジアムではないものの、全席屋根付きなので、比較的子連れでも観戦しやすい環境だと感じました。

ただ、私たちが座っていた座席は後方だったこともあり、階段が急で、上るときにドキドキしました。子連れの場合は、手すりをしっかり持って上るように声かけすることをおすすめします。

子どもが退屈したときのために、お菓子を持参するのもおすすめです。エディオンピースウイング広島では、食べものとペットボトル入りの飲みものの持ち込みはOKでした(ビン・缶の飲みものの持ち込みは禁止)。

息子は、その場の空間を楽しめるタイプなので、試合終了まで退屈する時間はありませんでしたが、娘はというと時間が経つにつれて少し退屈そうな表情に……。

お菓子は持参していたものの、ぜんぶ食べてしまっていたため、5階にある『サンチェの隠れ家』で、塩やきそばと瀬戸内チーズのり天を購入し、娘の機嫌を取り戻すことに成功しました。

スタジアム内の店舗では、小さなお子様が食べられるようなシンプルなメニューが少ないように感じたため、年齢や好みに合わせた食べものを持参するとよいかもしれません(ビールが進んでしまうグルメは充実しているので、大人の方は安心してください!)。

スタジアムグルメ
https://www.sanfrecce.co.jp/aso/stadium_gourmet/

今回、私たち親子は利用しませんでしたが、スタジアム内2階~3階にはキッズスペースが設けられています。予約が必要なため、利用を検討している方は事前に利用方法を確認しておくことをおすすめします。

キッズスペースのご利用案内のお知らせ
https://www.sanfrecce.co.jp/news/stadiumpark/9594

アクセスもよく、子連れでも観戦しやすいスタジアム

この日の試合は、残念ながら1‐3で、サンフレッチェ広島が負けてしまいましたが、はじめての子連れサッカー観戦には大満足です。

エディオンピースウイング広島は、日本初のまちなかスタジアムとして開業していることもあり、アクセスのよさは抜群です。これは子連れにとって、とてもありがたい!

そして、子連れ観戦の悩みである「つまらないって言うだろうな……」という心配ごとを忘れてしまうほどの、迫力ある演出があったこともサッカー観戦を楽しめた理由です。息子はにぎやかな雰囲気が大好きなので、観戦も演出も全身で楽しんでいました。途中で「あれ? 音楽イベントに来たんだっけ?」と思ってしまうほど(笑)。

今回は、私がエディオンピースウイング広島でサッカー観戦をしてみたくてチケットをとったのですが、子どもが楽しんでいる姿も見られて嬉しかったです。

これまで、子連れで野球観戦、Bリーグ観戦をしてきましたが、サッカー観戦にはまた違った魅力がありました。開放感が味わえる野球観戦、屋内競技で子連れでも行きやすいBリーグ観戦、そしてエンターテインメント性たっぷりなサッカー観戦と、どのスポーツ観戦後も、子どもたちは「また行きたい!」と言っています。

子連れでのスポーツ観戦は、試合そのものを楽しませようと思うとハードルが高く感じてしまいますが、イベントに参加する気軽な気持ちで観戦すると親子で楽しめると思います。

ぜひ、親子でスポーツ観戦に出かけてみてはいかがでしょうか。

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かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

コクリコサポートエディターズ

Cocreco Support Editors
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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/