「イヤイヤ期」のお風呂対策! 3歳児に効果があった「お風呂に入ってもらうための努力」を一挙公開

おもちゃや手づくりグッズ、声かけの工夫や親の心がまえを紹介

コクリコサポートエディターズ:笹川 かおり

写真:west/イメージマート

10歳と3歳の男の子きょうだいを育てるエニママのライター・笹川かおりです。

今日は、私がお風呂イヤイヤ期真っただ中の次男に試した「お風呂に入ってもらうための努力」の数々をみなさんにご紹介します。

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お風呂に入って早く寝かしつけをはじめたいのに、子どもがお風呂に入るのを嫌がる……。これって、多くのパパ・ママが経験する「子育てあるある」のひとつではないでしょうか? そして、入ったら入ったで、なかなかあがらないのもあるあるですよね……。

今日は、そんな「子どもがお風呂嫌がる問題」の渦中にいる私が日々駆使しているお風呂グッズや、お風呂に入ってもらうためのアイデアをみなさんにシェアしたいと思います。

【5選】お風呂イヤイヤっ子に駆使するグッズ・アイデア

我が家の3歳の次男が今まさに、お風呂イヤイヤ期の真っ最中。正攻法で「お風呂入ろう」と声をかけても、無視されるか、「やだ」「入らない」と一蹴されるだけで無意味……という状況です。そんな私が日替わりで駆使しているグッズ・アイデアがこちらです。

温度変化で色が変わるアイスのおもちゃ

食いつき度(そしてお風呂から出ない度も)No.1なのが、温度変化で色が変わるアイスのおもちゃ。アイスの部分に氷水をたらすと、色が変化するんです。まるでシロップをかけたかのよう!

夢中になって氷水をかける次男。お湯につけると、色が元に戻る仕組みになっています。

我が家が購入したのは『かえちゃOh! まほうのアイスクリーム』ですが、現在は廃番となり、姉妹品の『かえちゃOh!! まほうのサーティワン アイスクリーム』のみ展開されているようです。

かえちゃOh!! まほうのサーティワン アイスクリーム

我が家の次男はこのおもちゃが大好き! 「お風呂でアイスのおもちゃで遊ぼう~」と声をかけると、目を輝かせます。難点は夢中になりすぎてなかなかお風呂から出てくれないこと……嬉しい悲鳴です!

SNSで知った「氷のバスボール」

SNSで情報を得るやいなや100均のダイソーに走り、その日のうちに作ってみた氷のバスボール。大きな丸い氷を作れる製氷皿に、コツコツ集めたバスボールのマスコットの数々と水を入れて凍らせると……子どもウケバツグンのバスボールが完成!

使ったのはこちら、ダイソーで購入した製氷皿です。

言うまでもないかと思いますが、氷は冷凍庫から出した瞬間からどんどん溶けていきます。少しでも溶けるスピードを落とすため、バスボールは手で持たず、製氷皿のまま運ぶことをおすすめします。

我が家の次男は、「お人形たちが氷に閉じ込められちゃった! 急いでお風呂に入れて助けよう!」と臨場感たっぷりに誘うと、「わかった!」とキリッとした表情で私の演技に応え(笑)、すぐにお風呂に向かってくれます。

このように、「人形が寒そう! 早く救出しなきゃ!」という感じに仕上がります。
溶けてくると、このように中身がクリアに見えてきます。とても冷たいので、長時間触り続けないよう注意。

手軽、かつ安価に試せて効果はバツグン! 全パパ・ママにおすすめしたいアイデアです。

お風呂用ポスター

目新しさはないお風呂用ポスターですが、とにかく数をそろえることで、強力なお風呂誘導アイテムとなります!

「お風呂の○○ポスターで遊ぼう」と声をかけてもまったく響かないことが多いのですが、「今日はどのポスターにするか選びに行こうよ!」と言うと、次男の場合はなぜかすんなり「うん」とついてくるんです。100均のもの、英語教材のサンプルとしていただいたもの、長男用に購入した学習用のもの……我が家のお風呂用ポスターを数えてみたら、なんと16枚もありました。

大量のポスターは、脱衣所の吊り戸棚に写真のように吊り下げて収納しています(100均アイテムで自作しました)。

次男が特に気に入っているのは、歴史上の人物がイラスト入りで掲載されているポスター。「西郷隆盛(大久保利通、木戸孝允、卑弥呼もお気に入り)に会いに行こう」と声をかけると「うん」とお風呂に入るので、ほっこりしてつい笑ってしまいます。

誰が一番好き? という質問に、「さいごうたかもりっ」と即答。

大切にしているぬいぐるみ・人形

大好きで大切にしているぬいぐるみや人形がある場合にぜひ試していただきたいのが、「ぬいぐるみに待っててもらおう」作戦。

脱衣所に一緒に連れていき、「ここで待っててもらおうね。早くまた一緒に遊べるようにさっさと入っちゃおう!」と声をかけると、たまにドアを開けて「○○ちゃん、ちょっと待っててね」などとぬいぐるみに話しかけながらお風呂に入ってくれます。

難点は、ぬいぐるみに寂しい思いをさせたくないがあまり、カラスの行水になることくらいでしょうか……。

脱衣所で次男がお風呂からあがるのを待つ、犬のぬいぐるみ。

「食べもの」にっちもさっちもいかないときの最終手段

アイスのおもちゃもお気に入りの犬のぬいぐるみも、「絶対にお風呂には入らない」という強い意志の前では無力……ということも。そんな打つ手がない日の飛び道具として私が使っているのが、「食べもの」です。

凍らせた冷たいゼリーやグミ、チョコレートを片手に「溶けないうちにお風呂の中で食べよう! 冷たくて最高だよ~!」と誘うと、それまで遊んでいたおもちゃなど放り投げる勢いでお風呂場に向かってくれます……!

ポイントは、「もうにっちもさっちもいかない!」と途方に暮れた場合のみ繰り出す秘策だとパパ・ママが心得ておくことでしょうか。私自身、次男が「食べものがないとお風呂に入らない!」という子どもに育たないように気をつけています(笑)。

ガラスの小皿にグミやチョコレートを入れるとかわいい。ゼリーは無印のものがお気に入りです。

いつか終わるお風呂イヤイヤ期 あの手この手で乗り越えよう

振り返れば、今10歳の長男が未就学児だったころにも「お風呂イヤイヤ期」がありました。「お風呂には入らないっ!」と仁王立ちで叫ぶ彼の姿を微笑ましく思い出すことはありますが、当時の大変さはあまり記憶に残っていません。

そんな経験があるので、次男のお風呂イヤイヤ攻撃に疲れることや、イライラして「入りなさいっ」と𠮟りつけたくなることはしょっちゅうですが、「まぁ仕方ないな、いつか終わるし」と気楽に構えるようにしています。

いつか必ず終わりがくると思うと、ちょっとかわいくもあるお風呂イヤイヤ期。あの手この手で、ともに乗り越えましょう!

記事内のクレジットがない写真はすべて撮影:笹川かおり

ささがわ かおり

笹川 かおり

Kaori Sasagawa
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

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