2男児ママが経験した新築マンション「子どもの騒音問題」 実際の対応・対策を紹介

#2 「大手デベロッパーの新築マンションだから足音は下階に伝わりにくい」は大きな勘違いだった!

コクリコサポートエディターズ:笹川 かおり

写真:AdobeStock 写真はイメージです

9歳と3歳の男の子きょうだいを育てているエニママのライター・笹川かおりです。

本記事では前回に引き続き、2022年に新築マンションを購入し、入居した際の体験談や気づきをみなさんにシェアします。

マンションに入居して1ヵ月経ったころ、下階の住人から「お子さんの足音が気になる」と直接苦情をいただいてしまいました。

一刻も早く対応せねば、と、慌ててマンションの騒音対策について調べたところ、マンションの防音・遮音について我が家が大きな勘違いをしていたことが明らかに……。

今回は、我が家が実際におこなった「マンションの騒音対策」についてレポートします。

「直床よりも二重床のほうが騒音が出にくい」は勘違いだった!

購入したマンションの床の構造は「二重床」。二重床は新しい工法で機能性も高い、と購入時の営業担当者から聞いていたので、「防音性・遮音性も高い」と決めつけてしまっていました。

しかし、あらためて調べたところ、二重床の遮音性はさほど高くなく、むしろ足音、飛び跳ねる音、重いものを落とす音などは響いて下階に伝わりやすいことが判明しました。

【参考記事】
マンションの「直床」と「二重床」の違いとは?(マンションプラス/長谷工コーポレーション)

この事実を知ったときの気持ちは、なんとも表現しがたいネガティブなものでした……。もちろん、一番イヤな思いをしたのは下階の住人なのですが、「この1ヵ月間、他人に迷惑をかけながら過ごしていたのだ」と思うと、情けなさや申し訳なさで重苦しい気持ちになったのです。

この状況を一刻も早く改善せねばと、効果が高いとされている対策を早急に取り入れることにしました。

実際におこなった対策・対応

ここからは、我が家が実際におこなった対策や対応をご紹介します。

防音マット・防音カーペットを二重・三重に装備

素人レベルでできる対策として多く勧められていたのが、防音マットを敷くことでした。

我が家にはやんちゃ盛りの男の子が2人いるため、ジョイント式のフロアマットは入居時から敷いていましたが、衝撃を吸収する機能を備えた「防音マット」がよりよいとのこと。

結果的に、廊下にはタイルタイプの防音マットの上に防音カーペットを。リビング・子ども部屋は、防音マットの上に防音カーペット、さらに折りたたみ式のプレイマットを敷いて対策しました。

防音マットと防音カーペットを重ねて対策(右下のグレーのものが防音マット)。タイルタイプのものを自分たちで設置したためお世辞にもきれいとはいえず、またしょっちゅうズレてしまいます……。 写真:笹川かおり
リビングには防音マットの上に、大きな防音カーペットを。さらにその上に、IKEAで購入したプレイマットを敷いています。 写真:笹川かおり

子どもにしつこく注意喚起・声かけ

子どもたちには「部屋の中で走ったり跳んだりするのは禁止。歩くときも、下の階の人に迷惑をかけないよう、静かに歩くこと」とあらためて伝え、守れないときにはその都度、厳しめに注意するようにしました。

親にとっても本当にストレスですが、「我が家はマンション住まいだから、音がほかの住戸に伝わりやすい。近隣住戸同士お互いに思いやり、配慮する必要がある」というような内容を、根気強く伝えるようにしています。

はじめは長男はあからさまに反発し、「こんなことなら、マンションになんて住みたくなかった」「一軒家に引っ越したい」などと文句をいうことも多かったのですが、1ヵ月ほどで慣れてくれました。

次男はまだ小さいので、いまだにバタバタと走ってしまうこともありますが、「◯◯くんの足音がうるさくて、下の階の人がお部屋でゆっくりできないよ。◯◯くんも、上からバタバタと音が聞こえたらいやでしょう?」と声をかけると、ハッとする様子を見せます。今後も根気強く声かけを続けるつもりです。

番外編:防音スリッパを履かせるのは無理だった

二重床は歩く音・重いモノを落とす音が下階に響きやすい、と書きましたが、小さなモノを落とす音や、スリッパで歩く音は響きにくいのだそうです。

それを知って、できる限りの対策を……とネットで見つけた防音スリッパ(裏に防音性のあるクッションが貼ってあるスリッパ。ネットで購入できます)も家族4人分購入したのですが、子どもにスリッパを常用させるのは至難のワザでした……。

現在は注意喚起・声かけを徹底するように意識し、子ども用の防音スリッパは知人に譲ってしまいました。

騒音対策後、下階の住人に対策内容を報告

ご迷惑をおかけしてしまった下階の住人には、ひととおりの騒音対策を施したあとに、あらためてのお詫びを兼ねて、

「このような対策をしました。またうるさいときは、申し訳ありませんが教えていただけますでしょうか」

と挨拶にうかがいました。

「あれから音が気にならなくなったので、ありがたいと思っていました。お子さんに窮屈な思いをさせていませんか?」

と温かいお言葉をかけていただき、少しほっとしましたが、「もしかしたら本当はまだうるさいときもあるのかもしれない」「その言葉には甘えない」という心づもりでその後も過ごすようにしています。

小さい子どもがいるなら、騒音対策は「入居前に」カンペキにしておくのがおすすめ

今回調べてみて、マンションの子ども関連の騒音問題はよくあることだと知りました。とても大切なことなのに、きちんと調べずに自己流の対策で済ませていたことを本当に反省しています……。

これからマンションの購入を考えているパパ・ママには、「子どもの足音は騒音になりうる」という前提のもとで検討を進めることを強くおすすめしたいと思います。

加えて、個人的な意見にはなりますが、「入居時に近隣住戸に挨拶をしておく」ことをおすすめします。我が家は上下左右の4住戸に、子どもを含めた家族全員で引っ越しの挨拶をしていました。もし挨拶をしていなかったら、下階の住人が我が家に直接相談してくださることはなく、解決が遅れていたかもしれません。

そして、小さい子どもがいる状態で下階に住人がいる部屋を購入するのなら、入居前に騒音対策はしっかりと施してから入居しましょう(私が今入居前に戻れるのなら、万全な騒音対策をプロに依頼したいです……)。

我が家のこの情けない体験談が、どなたかのお役に立てたら幸いです。

ささがわ かおり

笹川 かおり

Kaori Sasagawa
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

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