子育てで諦めた「フェス好きママ」が興奮! 「マツダスタジアム」での球場観戦は「まるで夏フェス!」と感じたワケ

開放感、心地よい風、にぎやかな雰囲気……球場に夏フェスらしさを発見!

コクリコサポートエディターズ:垣内 千夏

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小2の息子と年長の娘を育てるエニママライター・垣内千夏です。

今回は夏フェス好きな私が感じた、球場観戦の魅力をレポートします。

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夏といえば野外で開催される音楽の祭典、夏フェス。

独身時代、私はこの夏フェスを生きがいにしていたのですが、現在は絶賛子育て中のため、夏フェスからも足が遠のいています。

ところが、ひさしぶりに夏フェスのような開放感とワクワク感を味わう機会がありました。

それが、球場観戦です!

子育てで諦めた夏フェス

屋外で長時間過ごすことは夏フェスの醍醐味であるものの、決して快適な環境とはいえません。

自分だけならなんとでもなるのですが、子連れの場合は、途中で雨が降ってきたらどうしよう、熱中症になったらどうしよう、迷子になったらどうしよう……と次から次へと心配ごとが。

突然の雨に備えて雨具、汗をかいたときの着替えと寒くなったときの上着、熱中症予防のグッズ、退屈になったときに遊べるおもちゃ、おやつ、タオルなど……。ただでさえ子連れでの移動は大荷物なのに、もしもの事態を考えて準備をしたらとんでもない荷物になります。

1度だけ子連れで夏フェスにチャレンジしたこともあります。ですが、走り回る息子(当時2歳)を追いかけ、娘(当時11ヵ月)を抱っこし続けていたため、せっかくの生歌はほぼBGM。はじめての子連れ夏フェスは、不完全燃焼という結果でした。

最近は子連れ夏フェスを楽しむ人が増えているようですが(うらやましい~)、私はまだ勇気がでません。

当時2歳の息子。私も息子もフェスの内容を何ひとつ覚えていません。

夏フェスみたい! 球場観戦の魅力

広島東洋カープのホームスタジアムである『マツダスタジアム』での球場観戦には、夏フェスを彷彿とさせる多幸感がありました。

ビールが美味しい開放感!

球場に到着して席に座ると、目の前には大きな空ときれいな天然芝が広がっています。

開放感と心地よい風。非日常的なロケーションとワクワクが込み上げる感覚に、夏フェスの記憶が蘇りました。

この日の試合はナイターで、試合開始時間は18時でした。オレンジ色の夕焼けから次第に暗くなっていく空の様子を眺めたのも、いつぶりでしょうか……。

ついついビールが進んでしまう雰囲気が久しぶりすぎて、喜びを嚙み締めました。

色鮮やかな天然芝は感動ものです。

ワクワクするにぎやかな雰囲気!

声援や応援歌が響きわたり、球場内はお祭りのような雰囲気です。

ヒットを打てば大きな歓声と拍手が湧き起こり、一緒に観戦している家族とはもちろん、隣や前に座っている方とも盛り上がります。

知らない人同士ですが、目的は同じ。夏フェスで感じる観客の一体感が、球場にもありました!

ライト側パフォーマンスシートからは、カープ私設応援団による迫力あるトランペット演奏が聞こえます。
7回に飛ばすスカイジェットバルーン。前列に座っていた親切な方が、子どもたちに「どうぞ!」と風船をくれました。

夏フェスでは美味しい「フェス飯」を食べることも楽しみのひとつだったのですが、球場ではスタジアムグルメが楽しめます。

マツダスタジアムでは『カープ飯』として、食事系からスイーツまで、バラエティ豊かなグルメが充実しています。ユニークな選手プロデュースメニューもあり、「どれを食べようか~?」とウロウロするのも楽しかったです。

『カープ飯』

アクセスがよい!

自然のなかで行われる郊外型夏フェスの場合、最寄駅からシャトルバスに乗り換えるケースも珍しくありません。

大荷物を持って子どもと一緒に電車とバスを乗り継ぐ……。会場に到着した時点で疲労困憊でしょう。

いっぽう、多くの球場は最寄り駅から徒歩圏内にあります。マツダスタジアムなら、JR広島駅南口から徒歩約10分で到着します。

住んでいる場所にもよりますが、アクセスのよさも球場観戦の魅力だと思います。目的地までのアクセスがよければよいほど、子連れで訪れやすくなりますよね。到着の時点で疲れているということもなく、目的である観戦を目いっぱい楽しめます!

徒歩10分程度なら、子どもたちも文句を言わずに歩いてくれます。

夏フェス好きママパパには球場観戦がおすすめ!

この日の試合は、初回に小園海斗(こぞの かいと)選手のタイムリーツーベースで先制。 4回裏には秋山翔吾(あきやま しょうご)選手の活躍でさらに1点が追加され、広島東洋カープが勝ちました!

球場観戦=野球好きな人が楽しむ場所というイメージがありましたが、実際行ってみると、開放感とにぎやかな雰囲気があり、夏フェス好きな人も楽しめる場所でした。

夏フェスは自分自身が全力で楽しめるときがくるのを待つことにして、それまでは家族で球場観戦を楽しみたいと思います!

子育て中で夏フェスをお休みしているママパパも、ぜひ球場観戦にいってみてはいかがでしょうか。

※記事内写真はすべて撮影:垣内千夏

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かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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