コスパ抜群の知育おもちゃ ブロック玩具「LaQ」いいところ・よくないところ ママ目線・子ども目線でリアルレビュー
[作品写真あり]幼稚園から小6まで7年間ガチハマり
2024.11.21
コクリコサポートエディターズ:北林 日菜
ただ当の息子に聞いてみると、「さんすう」のセットの特徴である付属の「テキストカード」はあまり面白くなかったとのこと。「テキストカード」には「展開図」「等積移動」「投影図」などのテーマごとの問題が書かれています。作品をつくったところでおもしろいものができあがるわけではありません。
息子曰く「初めてLaQをプレゼントするなら公式の本が1冊あったほうがいいんじゃない?」とのことでした。少々母が押し付けすぎました……(笑)。
娘も、息子と同じ年長さんのときにLaQを欲しがり、パステルカラーや透明パーツの入ったセットと『かわいい! LaQ』という公式本を買いました。でも結局すぐ遊ばなくなりました。娘曰く「本を読んでもよくわかんない。折り紙と同じで、図に書かれていないところが想像できない」のだそう。そのくせキレイなパーツは自分専用の缶に入れて、絶対兄には貸してくれません……。
このように、ブロック系玩具はハマるかハマらないかの見極めが難しいもの。息子はたまたま立ち寄った大型書店で、LaQを実際に体験したところすぐ夢中になり、帰るまでの説得が大変なほどでした。
LaQは、書店やさまざまな体験イベントで実際に触ることができます。公式サイトからお近くのイベントを探し、子どもに体験させてハマるか見極めるのも手です。
ママ目線でのLaQおすすめポイント 5選
私目線でのLaQのおすすめポイントは次の5つです。
1.長く遊べてコスパがいい
パーツを買い足しながらも、同じ玩具で7年近く遊んでいるのでコスパが最高にいいです。うちで使っているパーツは、劣化したり割れたりもありません。
2.夢中になればママはノータッチでOK
どんなブロック系おもちゃも「箱」ぐらいしかつくれない私。教えたり一緒につくったりはしたくないので、公式ブックを与えて勝手に遊んでくれたのは助かりました。
3.幅広い年代の子が遊べる
男の子のママ同士で家に集まっても、ママ同士でお茶するのは至難の業。ましてや年齢が5つも違えば同じおもちゃで遊べずにすぐ「ママ~つまんな~い!」となりがち。でもLaQは年齢に応じて使うパーツを選べるため、年の離れた男子たちも静かに黙々と遊んでくれた経験が多々あります。
4.高学年算数の立体や図形の問題に強くなる
LaQは自分で立体をつくるので、自然と算数に強くなった気がします。息子本人も「図形の問題が頭に浮かびやすい」とのこと。
5.持ち運びしやすい
ほかのブロック玩具と比べて薄いため、ジッパー付き袋に入れて旅行にも持っていくこともできます。定規で測ったところLaQの基本パーツの厚さはわずか3.5mm。圧倒的にかさばりません。