インスタグラマー・slow.life.worksのゆう子さんは、山あいの三角屋根の小さな家で家族4人、保護猫2匹と暮らしています。
のんびりした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿していますが、工夫いっぱいのおうち時間の過ごし方が特に大人気。
季節ごとの“おうちイベント”に登場するゆう子さんの息子そうたくんと、娘ほのかちゃんはいつも笑顔いっぱい!
家族が笑顔いっぱいで喜んでくれる、子どもの記憶に残る行事の楽しみ方、アイデアをゆう子さんに紹介してもらいます。
お正月、節分、ひな祭り……など、毎月1回の全12回の連載です。
第6回目は6月の楽しみ方です。ぜひ過ごし方のヒントにしてみてください。
ジュース屋さんごっこ
6月は梅雨なので、お外で遊ぶ機会が減ってしまいます。さすがに子どもたちも退屈……。
「娘が『ジュース屋さんごっごやろう!』というので、業務スーパーで1本30円のジュースを買ってきて、たらいに水を張ってジュースを冷やし、ジュース屋さんをしました」
ひと足早い夏祭り、というイメージでしょうか。
「階段下にある子どもたちのクローゼットの奥にもぐりこんで、『ジュース屋さん、オープン!』と娘。家族がジュースを買いに行って、『これください!』と言うと、娘がタオルで拭いて、わたしてくれます」
メニューボードもあって、メロン、リンゴ、ラムネ、サイダー、みかん、みらくる、やさいの7種類。ちなみに「みらくる」というのは、「ミラクルボディ」という炭酸飲料で、ゆう子さん家ではいちばん人気!
レモンスカッシュで乾杯!
「国産の無農薬レモンを手に入れて、レモンシロップを作りました。息子が『できたかなあ?』と毎日何回も見て、でき上がりをすごく楽しみにしていました」
でも、とうとう待ちきれなかったみたいで、「今日は飲みたい!」と、そうたくん飲みたい宣言。氷砂糖がまだ完全に溶けきっていなくて、少し早かったようですが、ソーダで割ってレモンスカッシュにしたら、「めっちゃ、おいしい!」と大好評。
「すっぱくて苦いレモンは苦手な子どもたちも、手作りレモンシロップのレモンスカッシュは特においしかったようです。ジトジトした梅雨の季節、レモンシロップで作るレモンスカッシュ、スカッとしておすすめですよ」
喫茶店風を意識して、グラスも昭和レトロな感じ。おやつはプッチンプリンとビスケット。おやつも昭和感満載ですね。
レモンシロップの作り方を教えていただきましたので、ぜひ作ってみてください。
レモンシロップの作り方
【材料】
・レモン(ノンワックスのもの)……3個
・氷砂糖……240gくらい(レモンの重さと同じくらい)
【作り方】
レモンを輪切りにし、熱湯消毒した保存容器に氷砂糖、レモンの順番に交互に重ねて入れる。氷砂糖が解けたらでき上がり。
お子様ランチ
「子どもたちのリクエストで、お子様ランチを作りました。チーズハンバーグ、唐揚げ、ナポリタン、ポテトサラダ、タコさんウインナー……と、子どもたちが大好きなものばかりをワンプレートに盛りつけました」
旗を立てたら、完璧なお子様ランチの完成! デザートはスイカ、オレンジジュース付き。写真にはないけれど、野菜たっぷりのお味噌汁も付いているので、栄養的にもはなまるです。
父の日はブーケサラダでお祝い
父の日も母の日同様、息子のそうたくんが父の日メニューを考えます。
「今回は、“ブーケサラダ”を作ってくれました。レタスの上に、お花に見立てた生ハムやスモークサーモン、ラディッシュやミニトマトを並べて、花束のようにオイルペーパーでラッピングします」
本当の花束も素敵ですが、食べられる花束、すごくいいですよね。
「とうちゃんも、『きれいだなあ~、食べるのもったいなあ~、おいしいなあ~』と大感激でした」
梅雨が明ければ、もうすぐキラキラの夏がやってきます。子どもたちには待ち遠しい夏。それまで家の中で楽しみながら過ごしたいですね。
slow.life.works・敏森裕子(としもり ゆうこ)
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。
夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。
インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約11万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。
◎インスタグラム slow.life.works
写真:敏森裕子 構成:時政美由紀
時政 美由紀
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
敏森 裕子
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works