「小4の壁」どんなことが起きるのか?
実際に「小4の壁」を感じたママの体験談を見ていきましょう。まずは「放課後の居場所」問題です。
・学年が上がって学童に行きたがらなくなり、家に帰宅するので仕事を短縮しなければいけなくなった。また習い事が増え、送迎が大変になった。(30代/小5、6歳男の子のママ)
・学校併設の学童に入れず民間学童を考えたが、本人も学童へ行きたがらないのでお留守番になった。(30代/小4、5歳女の子のママ)
小4になると「学童に行きたくない」という自我が芽生える時期。また育児中のママを集めた座談会では、そもそも小4で受け入れがなくなる(あるいは枠が少数)という学童がたくさんあるということもわかりました。
・長男のときに「小4の壁」という言葉はなかったのかもしれませんが、我が家の辺りは小4まで学童が行けたのが、小5からはほとんどの子が行けなくなっていました。(高1、中1、小4男の子のママ)
・うちの地域は学童は小3までとなっています。ただ、小4以降でも、学童とは別に放課後広場というものがあります。中学受験を意識している方は、学童が行けなくなったら塾に入れるという親御さんもいると聞きました。(小1、3歳の男の子のママ)
小4を機に学童から塾にシフトすることで、ママの負担がさらに増えたという声も。
・塾への送迎で下校時の迎えが必要になった。(30代/高1男の子のママ)
・塾代が増えて、生活費が圧迫され、フルタイムで勤務をしたくても、塾の送迎がネックになっていることがもどかしい。(40代/中3女の子、小6男の子のママ)
一般的に中学受験のために塾に通い始める子が多いのが小4です。しかし塾の送迎のために結局は残業をあきらめるなど親が仕事をセーブしなければなりません。収入が減るのに、塾への出費が増えるというジレンマがそこにはあります。
座談会では、受験以外でも学習面でのつまずきに気づき、伴走したママの体験談がありました。
小5、小3女の子のママ
私は子どもが小4のときには在宅ワークをしていたため、防犯面ではなんとかなりました。しかし大変だったのは学習面です。小4のときに、小3の学習がところどころわかってなかったと判明しました。小3のときのテスト結果は75点ぐらいで、そこまで悪くはなかったんです。ただ、よく見たら同じ問題を間違っていたりして、もっと早く気づいて見てあげられていたら……と後悔しました。Amazonでドリルを買って私が付き添いながら、小4のときに小3の内容をやり直しました。
在宅ワークで学習フォローができた事例ですが、それでも過去分をやり直すのは根気がいります。
思春期を迎え、友人関係もますます複雑になるのもこのころです。
・友人関係のトラブルから不登校気味になり、今は1時間のみ登校、先生の空きがないときは私が同行するため仕事を休職するしかなくなった。(30代/小6女の子、小4、小2、年中男の子のママ)
・低学年よりも友達関係でのトラブルが増えた。そのため、なるべく子どもの話を聞いてあげられるよう、夕方に時間の余裕が取れるようにした。(40代/小5、小2女の子のママ)
・子どもの友だちの学童がなくなり、自由に一緒に遊ぶことが多くなった反面、コントロールが難しかったり、遊ぶ場所で悩むことが多くなりました。(50代/小4女の子のママ)
親の目の届かない場所でのトラブルが増え、精神的なケアのために時間を割く必要が出てきます。
・これから小4になるにあたり、学童がなくなるため、子どもが親の目の届かない範囲で行動することになり不安を感じている。今はメッセージを送れるGPSを持たせているが、小4になるにあたりキッズケータイを持たせる予定である。(30代/小3男の子、年長女の子のママ)
留守番や塾通いに伴い、スマホデビューを検討するのもこの時期。コクリコラボではスマホやSNSのトラブルの実例も特集していますので、ぜひ参考にしてください。
早めに考えておきたい「小4以降」家族の方針
すでに国が対策に乗り出している「小1の壁」に比べて、まだ認知度の低い「小4の壁」。しかし実際に直面したママの体験談を読んでみると、決して他人事ではない深刻さが伝わってきます。
場合によっては、パパママの働き方に影響するケースもあります。
直面してから慌てないために、早めに以下のポイントを家族で話し合っておくとよいでしょう。
1.放課後の居場所: 学童継続か、塾か、留守番か
2.働き方の再考: 送迎や精神的フォローの時間捻出
3.連絡手段: キッズケータイやスマホのルールの検討
学習内容が難しくなり、友達関係も複雑になる小4。「物理的なケア」から「精神的なサポート」へ、親の役割が変わる転換期とも言えそうです。
皆さんは「小4の壁」にどう備えますか?
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
















































































コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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