０～３歳の子育てママ98%が「ストレスを感じる」　原因は子どもだけじゃなかった！　

今回のコクリコラボでは０～３歳の子育て経験のあるママに「ストレス」に関するアンケートを実施。

小さい子の育児ならではのストレス原因が見えてきました。

「子育て（０～３歳）」に関するアンケート
「AnyMaMa（エニママ）」登録者を対象に2022年5月19日〜2022年5月26日
インターネット上で実施。有効回答数は102件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています（一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載）

今回の調査結果で驚いたのは、なんとストレスを感じているママが98％に及んだということ。

０～３歳の子育てをしている間、ほぼすべてのママがストレスを感じているという実態が分かりました。

０～３歳の子育てママは、どんなことにストレスを感じているのでしょうか。

ママへのアンケート結果をご紹介します。

原因のひとつめは０～３歳という年齢の特徴によるものです。

・意思疎通がとりにくいこと。

・ずっと泣き叫ばれるとき。

まだ言葉が話せないうちは訴えている理由が分かりません。

ママもどう対応してあげればよいのかなかなか分からず、ストレスが溜まりますよね。

・食べこぼしが多い、晴れの日に長靴ー！などなど。

・夕方からの毎日のぐずり。イヤイヤ期のときの何をしてもイヤというとき。

早ければ２歳前から始まるイヤイヤ期。

「晴れの日に長靴―！」のような状況は、多くのママが経験しているのではないでしょうか。

・眠りたい、一人になりたい。

・外との交流が減る。自分の時間が減る。

・自分の時間がない事。睡眠時間が取れない事。次第に自分の価値観がわからなくなる。

・自分の生活がままならないこと。トイレもお風呂も食事も、いろんな調整をしてすごさないといけないこと。
　
睡眠不足は身体面の疲れを癒せないだけでなく、精神面のストレスにもなり、切実な問題です。

アンケートでは「自分の時間がない」というキーワードがとにかく多く書かれていたのが印象的でした。

「自分の時間がない」にも関連しますが、パートナーや周りの無理解、非協力がストレスになることも。

・ワンオペ育児で自分の時間、ゆとりがない。家事など手が回らないことに対してパートナーの理解が薄く、非協力だったこと。

・自分の時間がなくて、パートナーを羨ましく思った。

・体力面で辛かったです。パートナーとの育児方針の違いがすり合わせできないことや、発育や健康面での心配もストレスでした。

物理的な協力がないことよりも、パートナーに理解されなかったり共感されなかったりすることが、精神的なストレスにつながるようです。

特に近年はコロナ禍という理由から、周りへの協力が得られずママの負担が増えている実態も。

・外に行っても気苦労が多い。コロナもあったから他の人(義母とか)に見ててもらう等も減ったので余計に自分の時間が取れなかった。

インタビュー会でも「実家ヘルプ」が使えないことがストレスになったという声が聞かれました。

・実家が遠方な上、持病のある家族がいる。コロナ禍前は実家に帰ることがストレス解消法だったが、コロナ禍になり「とにかく無理！」というときの最終手段として「実家に帰る」ことができなくなってしまった。

さらにインタビュー会ではコロナ禍ならではのストレスにも話がおよびました。

・支援センターが閉鎖になった。

・予約制の支援センターに行けたとしても、おもちゃをなめる年齢なので衛生面が気になってしまう。

・気晴らしに公園に行っても、混んでいると遊ばずに帰るので、結局子どもの機嫌が悪くなる。

０～３歳はとにかく目が離せず、睡眠時間も細切れになり、ママは気の休まる時間がありません。

ママのストレスの原因は「子ども」というよりも、ママを取り巻く「環境」や「状況」によるもののようです。

コクリコラボではママのストレス解消法についても調べています。

こちらの記事も参考に、毎日がんばっているママが少しでもストレスから解放されるといいですね。