約9割のママが悩んだ「0〜3歳児への接し方」感情のコントロールがむずかしい!

叱る基準・褒め方・伝え方に悩む0〜3歳児ママたちの本音

コクリコラボ

今回のコクリコラボのテーマは「子育て(0〜3歳)」。

まだ小さい0〜3歳児たちへの接し方・褒め方・叱り方に悩むママたちに、悩んでいるポイントや、普段気をつけていることについて教えてもらいました。

「子育て(0~3歳)」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年5月19日〜2022年5月26日
インターネット上で実施。有効回答数は102件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

9割近いママが「0〜3歳児への接し方で悩んだことがある」と回答

「子育て(0〜3歳)」に関するアンケート

「0〜3歳児に対する叱り方や、声のかけ方など子どもへの接し方で悩んだことはありますか?」というアンケートに対して、86.3%のママが「悩んだことがある」と回答しました。

0〜3歳児のママたちはこんな悩みを抱えている

では、ママたちは実際にどんな悩みを抱えているのでしょうか? 寄せられた回答をみてみましょう。

感情のコントロールがむずかしい

・どうしたら感情的にならないか。
・感情的に怒りすぎてしまうことがあり、申し訳ないなと思うことが多々ありました。


つい感情的になってしまう、という悩みを打ち明けてくれたママがたくさんいました。「私だけじゃないんだ」と、思わずホッとした人もいるのでは?

・怒ってしまうこと、感情をぶつけてしまうことに悩みました。今はある程度は母も人間だからしょうがないと開き直っています。

筆者自身、子どもたちをつい感情的に叱ってしまったあとに、罪悪感との折り合いがつかずモヤモヤすることがよくあります。「ある程度仕方ないと開き直る」というコメントに、少し気持ちが晴れました。

叱るべきことと許すことの判断基準がむずかしい

・どこまでを見守って、どこからを叱ればいいのか境界がわからなかった。
・安全の為に絶対ダメな事と、できれば〜して欲しいという事の区別が難しいです。


これって叱るべき? それとも許すべき? 日々、判断を迫られているママたち。筆者の知人は、「マニュアルが存在する仕事のほうがずっとカンタン」だとボヤいていました。

叱り方がわからない

・本当にだめなことをしているとき、どれくらい、どういう声色でどの程度の声量で怒って良いのか分からない。

「これは叱ること!」だと判断しても、次は適切な叱り方がわからない……というわけです。この負の連鎖に、筆者は激しく共感しました。

褒めるとき、叱るときに気をつけていることは?

叱るべきことの基準がわからずモヤモヤ。叱ると決めても、今度は叱り方に悩んでモヤモヤ……。

正解はないかもしれませんが、せめて自分がしっくりくる「褒め方・叱り方」を持っておくことで、少しラクになれるかもしれません。

ここからは、ママたちから寄せられた「褒めるとき、叱るときに気をつけていること」をご紹介します。

「伝え方」で気をつけていること

・必ず子供の目線に合わせることを心がけています。上からではなく、褒めるときも叱るときも子供と同じ目線で伝えたほうがしっかり伝わる気がします。
・なるべく目線を合わせるようにしゃがむ。


多くのママが「目線を合わせる」ことを大切にしていました。上から目線にならないように、威圧感を与えないように……という、ママたちの配慮ですね。

・「私が」どう思ったかを伝えるように。
・何がダメなことなのか、良かったことなのかを一緒に言うようにしている。


ただやみくもに褒めたり叱ったりするのではなく、「自分を主語にする」「理由を添える」ようにしているというママも。

・褒めるときも怒るときもシンプルに。
・できるだけ端的に、伝わりやすい言葉で、その場で伝える。


短くシンプルに伝える、という回答も目立ちました。長々と説明すると子どもは逆に混乱してしまう、なんて話も聞いたことがあります。

褒めるときに気をつけていること

・大袈裟に褒める。
・具体的に褒める。すぐに褒める。


褒めるときはおおげさに、具体的に、すぐに。褒め方については、どのママたちもある程度共通していました。

叱るときに気をつけていること

・やめて欲しい時は否定系にせず、やってほしいことを伝えるようにした。
・「走らないで!」と否定的に怒るのではなく「ゆっくり歩こうね」と前向きな声がけをする。


実際に悩むことが多いのは、褒め方よりも叱り方では? 叱り方で気をつけていることとして多く挙がったのが、「否定的な表現は使わないようにする」という回答です。

「やめなさい」ではなく「◯◯しようね」。少しむずかしそうですが、筆者も取り入れてみようと思います。

・ネガティブなことは副詞をつけずに淡々と手短に話す。
・できるだけ端的に、伝わりやすい言葉で、その場で伝える。


褒めるときは「おおげさに」という回答がありましたが、叱るときは逆を心がけているママが多いよう。淡々と、短く伝えるようにしている、というママが多い印象でした。

褒め方・叱り方に正解はない 自分なりの基準を決めておくとラクに

褒め方にも叱り方にも「正解」はないのに、なんとなく自分が間違っているのでは? と疑問に思いながら過ごしていることに、モヤモヤの原因があるのかなと感じました。

自分なりの基準をあらかじめ心に決めて準備しておくと、少しラクになるかもしれません。

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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