子どものならいごと「やめたい!」「つまづき」「いざこざ」の乗り越え方

ならいごとで子どもが悩んでいたらどうする? 乗り越えたママたちの体験談

コクリコラボ

子どもがならいごとをやめたいと言いだしたり、宿題や練習を拒否したり……。ならいごとでつまづいた経験は、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。

今回のコクリコラボでは、「ならいごとにつまづいたときの乗り越え方」をテーマにアンケートを実施。ママたちの工夫をたくさん聞くことができました。

「子どものならいごと」についてのアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2021年12月24日〜2022年1月7日
インターネット上で実施。有効回答数は104件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

意外と少ない!? 「やめたいと言われたことがある」は約半数

「子どものならいごと」についてのアンケートより

子どもからならいごとをやめたいといわれたことが「ある」と回答したママは、全体の48.1%にあたる50人。「ない」と回答した47人(45.2%)とさほど変わらない数という結果でした。筆者は「意外と少ない!」と感じましたが、みなさんはいかがでしょうか?

また、「やめたい」とまではいかずとも、ならいごとにまつわる「日常での小さなつまづき」や「子どもとのいざこざ」は、どのママにも経験があるのでは。

座談会では、

・次回までにしておかなければいけないところができない、やりたくないわけではないが上手にできない、という時に、親が「こうなんじゃない?」と口を挟んでしまい、子どもと喧嘩をしてしまった

・子どもが通信教育に適当に取り組むのを見て、つい「こんなのもきちんとできないようじゃだめだよ!」「こんなに簡単なのは今だけだよ」などと言ってしまった

といった、ママたちのリアルな経験談が飛びかう一幕も見られました。

つまずいたときの乗り越え方! ママたちの体験談をご紹介

どんなママでもきっと避けては通れない、子どもが「ならいごとでつまづく」タイミング。他のママたちは、どう対処しているのでしょうか? 「乗り越えたことがある!」と手を挙げてくれたママたちのエピソードをご紹介します。

目標を設ける

・これができたら、ひとつ自分に力がつくし、自信につながるという事を教えてひとつひとつクリアしていった。

・近いところで目標を作り、そこを達成するまでは頑張ろうと伝えました。達成すると楽しさを覚えて、継続してくれるようになりました。


手に届く目標を一緒に設定してあげたことで、子どもが目標を達成する喜びや楽しさを覚えてくれた……というエピソードです。ママの適切なアドバイスが、功を奏した例ですね。

様子見する(時間による解決を待つ)

・理由を聞いて。まずは共感していったん飲み込んでいます。そして時間が空いたら、もう1回だけ頑張ってみたら? と声かけてます。

・時間が解決すること、スケジュールの無理は絶対させないこと


「なんとなく気分が悪い」「なんだかモヤモヤする」といった気持ちの浮き沈みや、「最近忙しくて疲れ気味」という理由で、一時的につまづいてしまう……ということもあるでしょう。そんなときは無理をさせずに受け入れて、時間の解決を待つのも一つの手なんですね。

練習を見学して見守る

・親が見ることができる習い事であれば、忙しくてもなるべく終わるまで見守っています。

普段はならいごとの先生にお任せしている……という場合でも、見学できるならいごとなら付き添ってあげてみてはいかがでしょうか。ママが見守ってくれているという安心感で、気持ちを切り替えられるかも。

先生・コーチと連携を取る

・何度も先生とやり取りして本人の力で解決するための道筋を考えた

・ピアノの練習を嫌がる時期がありましたが、先生が進み具合のスピードを落としてくれたことでした。実力より少し難しいくらいがいいみたいです。

・好きなコーチに相談した


先生やコーチに相談をした、というエピソードも多く寄せられました。お互いに連携をとることで、子どもにとってベストな乗り越え方を見つけられる可能性が高まりそうです。

本人の納得感が増すよう促す

・今辛くても続けていたらこれから先にどんなことがあるかを丁寧に話しました。

・できないことだけでなく、できていることに目を向け、ここまでできるまで頑張ってみようと話し合った


子ども本人とは違う視点から話をしてあげたり、視野が広がるようなアドバイスを伝えるようにすると、子どもは少し楽な気持ちになるかもしれません。

「将来いいことがあるかもしれない」「できていないことばかり気にしていたけど、そういえばできていることもたくさんある!」と本人が納得して、元気を取りもどしてくれたらいいですね。

ごほうび制を導入する

・水泳で進級する度に、アイスやお菓子をご褒美に買う。

・そろばんに行きたくない! と言った時、習い事が終わったらお菓子を食べられる、というルールを作った。その後は、今のところは、どれも乗り気で行っています。


根強い人気の「ごほうび制」。抵抗感のあるママもいるかもしれませんが、やっぱり子どもには有効なようです。

友達と一緒の曜日に変更する

・辞めたがっていたので、辞める前に他のお友達が通っている曜日に変更し、それでも辞めたかったら辞めさせようと思ったのですが、友達が楽しく泳いでいるのを見てか急にやる気になり、乗り越えたようです。

違う曜日に仲のいい友達が通っているのなら、思い切って一緒の日にしてしまっては? 楽しく切磋琢磨しながら続けられるようになる、いいきっかけになる場合もありそうです。

できる工夫はたくさんある! 状況に応じて試してみて

ひとことで「つまづいた」と言っても、きっと理由はそれぞれ。

子どもの様子をよく見てあげながら、手を替え品を替え、状況に応じた手助けをしてあげられたらいいですね。ママたちが教えてくれたたくさんのエピソード、ぜひ参考にしてみてください。

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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