夏のクマは特に注意!! キャンプで子どもを守る「遊び場選び」と「必携クマ対策グッズ」とは[専門家が解説]

#1 夏の子連れレジャーの“クマ”対策「準備編」岩手大学農学部 山内貴義准教授インタビュー

岩手大学農学部准教授:山内 貴義

野生のクマに襲われる被害が増えている。クマに襲われて死ぬのを回避する方法は?(写真:アフロ)
野生下のツキノワグマ。本来クマは警戒心が強く、人を積極的に襲う動物ではない。基本的には人を避けて生活している。  写真提供:山内貴義
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「クマに襲われケガ」「市街地にクマ出没」──連日のようにクマのニュースが報道されています。

環境省の速報値では、2025年度は人的被害238人(うち死亡13人)、出没件数5万801件(北海道を除く)で、いずれも2006年度の統計開始以降で過去最悪を更新(※1・※2)。個体数の増加と生息域の拡大により、今やクマは山奥だけの話ではありません。

昨年は秋の事故が目立ちましたが、「実は、夏こそ気をつけるべき季節です」と、クマの生態を研究する岩手大学農学部の山内貴義(きよし)准教授は話します。

だからといって、クマを過度に恐れたり悪者扱いする必要はありません。大切なのは、クマの習性を知り、リスクを見極め、「正しく恐れる」こと。

夏休みのレジャーで、クマから我が子を守るための「失敗しない遊び場選び」や、「持っておきたい対策グッズ」、そして子どもに「必ず伝えておきたい鉄則」を伺いました。

※1=R07年度におけるクマの人身被害件数[速報値]
※2=クマ類の出没情報について [速報値]

※1回目/全3回
2回目「サバイバル編」を読む※2026年8月3日より公開
3回目「環境教育編」を読む※2026年8月4日より公開

●山内貴義(やまうち・きよし)
岩手大学農学部 地域環境科学科准教授(野生動物管理学研究室)。農学博士。クマをはじめ大型野生哺乳類の生態や、人と野生動物が共存するための科学的根拠に基づく保護・管理手法を研究。明治大学農学部卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。岩手県環境保健研究センター主任研究員を経て現職。

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夏にクマが凶暴になるのはなんで?

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