
【中学受験】「塾に行きたくない!」直前期の子どもの対処法とは? 父親の寄り添い伴走記
完走済み保護者に聞く 今だから語れる中受親のホントの本音 『中学受験伴走力』#4 (2/5) 1ページ目に戻る
2026.09.24
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
教材整理を頼まれたら、いつの間にか学校選びにも夢中に
──中学受験を考え始めたきっかけを教えてください。
山田母:3年生になった時点で「中学受験、やってみようかな?」と考え、私がこれからの受験について調べ始めたのが始まりです。娘は少々おっちょこちょいだけれど、本を読むことや科学が大好き。
一方で学校では忘れ物をしたり、不器用なところもあって、うまく評定をとれない可能性があると思い、それが重要視される高校受験を危惧していました。とにかく本人に合う環境を探してあげたいという思いがありました。
そこで、「高校受験ではなく、中学受験をしてみよう」と思い、中受伴走経験のある知人ママに勧められ、SAPIXの入塾テストを受けたのですが、最初は不合格。次のテストでギリギリ合格して、新4年生から通い始めました。
──お父さんのほうは、最初から伴走に積極的だったのですか?
山田父:はい、私は自分で言うのもなんですが、積極的に伴走していましたね。例えば、SAPIXは毎週、紙の教材を持ち帰ってくるのですが、私がその整理担当をしていました。SNSで整え方を調べて、無印良品や100均で収納用品を購入し、教科や週ごとに分けたりして。
また入塾してからすぐ、中学校についても調べ始めて、資料を取り寄せたり、オンライン説明会に参加したり。そうこうしているうちに、どんどん伴走が面白くなってきたんです。
山田母:パパと娘で説明会に何度も行っていましたね。私より行っているかも。パパはもともと人のお世話をするのが大好きなんです(笑)。ちょうど仕事が落ち着いていた時期でもあって、いろいろ任せていました。
──お父さんがサポートの中心というご家庭はさほど多くはない印象ですが、父と娘、とてもいい距離感ですね!
山田父:勉強では、とにかくできたことに対して「いいね」「頑張ったね」と声をかけるようにしていました。4年生のころなら、私も質問に答えられましたし、時間のあるときに宿題をのぞいたり、週に何度か中身を確認したりしていましたね。
山田母:塾がはじまってしばらくして、夫は大きなホワイトボードを買ってきて、仕事から帰ると夜のうちに翌日やる宿題を書いてくれていました。朝、娘が起きたら、それを見て取りかかっていましたね。
──指示した課題や宿題は順調に終わっていましたか。
山田父:いえ、量が多くて、全部はできていませんでした。SNSで塾の先生の発信などを見るうちに、やりきれないこともあるのだと知って。全部できないからといって、追い詰めないようにはしていました。





























