【藤本美貴さんが紹介】知ってました? 「にじいろの さかな」シリーズって実は全部で9巻あるんです!

絵本『にじいろの さかな』刊行30周年記念インタビュー 後編

藤本さんが娘さんに読み聞かせていた絵本『にじいろの さかな』!
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刊行30周年を迎えた絵本「にじいろの さかな」シリーズ。実は全部で9巻あることを知っていましたか?

今回は、藤本美貴さんに各刊のおすすめポイントを語っていただきました!

「にじいろの さかな」シリーズ全9巻、藤本さん的おすすめポイント!

1巻『にじいろの さかな』

「『にじいろの さかな』って実は9巻もあったんですね!」と藤本さん。藤本家でも読み聞かせていた「にじいろの さかな」1巻は「大切なものだってお友達にも分けることの大切さ」がメッセージに込められていますが、それに続く2巻以降も巻ごとに、作者のマーカス・フィスターさんによる、「子どもの心を成長させるヒント」がちりばめられています。

藤本さんにも残りの8巻を読んでいただき、感想を伺いました。それぞれのお話は独立しているので、順番どおりに読むのも、好きなところから読むのもおすすめです。

2巻『にじいろの さかな しましまを たすける!』

種類が違っても仲良くできる、ということを確認できるお話

「これは2作目。物語のはじまりで、(1作目に続いて)にじうおと仲間たちがちゃんと1枚ずつキラキラしたうろこを分け合って仲良く泳いでいる絵が嬉しかったです。しましまと呼ばれている魚だけキラキラのうろこを持っていないんですが、種類が違っても仲良くできる、ということを確認できるお話」by藤本さん

3巻『にじいろの さかなと おおくじら』

仲間のあいだでの何気ない会話が、他の人を傷つけていることがあると教えてくれる話

「仲間のあいだでの何気ない会話が、他の人を傷つけていることがあると教えてくれる話。それで、にじうおはおおくじらとすれ違ってしまうんだけど、きちんと話してみることで問題は解決する。自分が考えていることはちゃんと言葉にして、話し合うことは大切なんだって学べます」by藤本さん

4巻『こわく ないよ にじいろの さかな』

最初の一歩を踏み出す大切さが分かる物語

「最初の一歩を踏み出す大切さが分かる物語。勇気を出して踏み出したら、それまでの怖さってスッと消えることもあるんだよって、このお話を通して伝えたいです」by藤本さん
まだまだつづく! 5巻から最新の9巻までご紹介!

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