2021.03.02

はじめてのごはんを楽しもう! 毎日のおいしいを見つける扉となる絵本

子育ての課題を絵本で解決! 『こっぷ こっぷ こっぷ』でご飯が大好きに!

寄稿家:Any MaMa編集部

お母さんが毎日作ってくれたごはん。ほかほかと湯気のたったそれを自分のところに置いてくれる時の幸福感は、いくつになっても変わりません。

朝ごはんだって、昼ごはんだって、夜ごはんだって。子どもがお家で食べるごはんはやっぱりお母さんの味、一番安心する味でありたいものです。

いま、あなたの」お子さんの目には、どう写っているのかな。離乳食がはじまる頃の読み聞かせにおすすめの1冊をご紹介します。

Any MaMa編集部(スタッフライターM.K :わんぱく盛りの2歳児を子育て中)

ごはんができて食卓に並び……さあ、楽しい食事の時間

『こっぷ こっぷ こっぷ』(福音館書店)はごはんとそのお支度を切り口に、からっぽの食器が満たされ、食卓に並ぶまでの様子を描いています。

「こっぷ こっぷ こっぷ  なにを いれよう?」
「じゅーすを いれた」

からっぽの食器に次々とよそられる飲みものや食べもの。
つぎは何がよそられるんだろう?
大胆なイラストとリズミカルな展開には読み聞かせている大人もワクワクします。
絵本との距離が近い子どもたちはなおさら。
きっとドキドキしながら見ることでしょう。
まるでジュースを注ぐ音や、ごはんの湯気までも感じられるかのようです。
ページを進める手も徐々に早まり……。

こっぷ、おちゃわん、おわん、おさらと全てが揃いました。

「いただきます」

子どもの離乳も進み、通常のごはんに切り替わる大切な時期、食にふれる絵本を探している時に出会ったのがこの本でした。
徐々に興味を示すようになり、今では自分からひっぱりだして読むほどのお気に入りに。

「こっぷ こっぷ こっぷ」(かみじょう ゆみこ 文 / 渡辺 恂三 絵) 『こどものとも0.1.2.』(1995年10月号 福音館)掲載

絵本を飛び出し、子どもと一緒のごはん時間に。

ある日のこと。
いつも通りおぼんに食事を揃え、2歳の息子の前に置きました。
家族の分も揃え、さあ食べようとしたその時……、
「おわんおわん」小さな声でつぶやいています。
食器の名前を覚えていました。
絵本の中と現実が結びついてきたのでしょう。
おわん。こっぷ。その後もどんどん言えるように。

「こっぷこっぷこっぷ、なにはいってる? お茶はいってるね。」
絵本のリズムを真似して食事ごとに声に出して準備をしてみると、
息子も真似してくれます。

毎日のごはん、そしてそのお支度にも興味をもちはじめてくれたのかな、
と実感した瞬間でした。

ごはんのお支度は子どもと共に

ある時、牛乳をねだる息子が急に引き返し、食器棚からコップをもってきたことがありました。
コップは飲みものをいれるもの。もうちゃんとわかっているのです。

今はできるだけ息子と台所に立つ時間を増やすようにしています。
まだまだ拙くハラハラするけれど、一緒にごはんの支度をする時間の豊かさ。楽しさ。

ごはんとそのお支度の面白さを伝える入口におすすめの絵本です。

最初は絵本の通りに読み聞かせ。
そのうち「こっぷ なに入れる?」とクイズごっこ。
子どもが食器の名前を覚え、自分で食器をだしてくるようになったら、しめたもの。
日々のごはんがもっともっと楽しくなりそうです。

寄稿家紹介

Any MaMa編集部 えにまま

はたらきたいけれど、家族との時間や豊かな暮らしも大切にしたい。
そんなママの気持ちに寄り添ったライフスタイルを提案するママ活躍支援・社会復帰支援サービス 『Any MaMa(エニママ)』。
ママがかわると、家族がかわる、世界がかわる。をコンセプトに、ママたちが子育てをしながら在宅ワークで安心して働ける環境を提供しています。
こちら「コクリコ」のAny MaMa編集部では、さまざまな年齢の子どもを育てるママのリアルな視点で「読書を通して、子育て家庭の課題や困りごとを解決する」をテーマに記事を執筆。
育児に悩む子育て家庭のパパママに役立つ情報をお届けしていきます。
(Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​