2022.05.21

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5月27日は「百人一首の日」! 僧正遍昭「天つ風」の名歌を5文字で解説!

『5文字で百人一首』カウントダウン#1【第12首より「アンコール」】

児童図書編集チーム

百人一首は、鎌倉時代に藤原定家が選んだ和歌の傑作選。1235年5月27日は、藤原定家が小倉百人一首を完成させたとされる日であることから、「百人一首の日」とされている。

京都の小倉というところに別荘を持っていた定家が、百人の歌人が作った和歌の中から、それぞれ一首ずつ選んだから、小倉百人一首と呼ばれているんだ。

そんな百人一首の日にちなんで、5月21日から「百人一首の日」の27日までの1週間、書籍『5文字で百人一首』より、百人一首の小ネタをひとつずつご紹介&5文字で解説するよ。

天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ
乙女の姿 しばしとどめむ
僧正遍昭


【訳】
空を吹く風よ、雲の中の通り道を塞いでくれ。天女のような舞姫の姿をもうしばらくここに留めて見ていたい。

【もう少し簡単に】
舞姫の姿をもうしばらく見ていたい。

【5文字に】
アンコール

【解説】
この時代、「五節の舞」という、冬にその年の収穫を祝うイベントがあった。貴族の娘の中から選ばれた舞姫たちが、音楽に合わせて踊るというもので、とても優雅で見ごたえのあるものだったらしい。

この歌は、舞姫を天女に見立てて、いつまでも見ていたい気持ちを詠んだものだ。天女が帰らないように、風が吹いて雲の中の通り道が閉じてしまえばいいなんて、なんだか身勝手な気もするね。

お坊さんのくせに煩悩だらけに聞こえるけど、これを詠んだのは作者が出家する前の若いころなので問題ない。

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